(5)仕事も恋愛もうまくいかないと満足できないから
男性は趣味や仕事などが逃げ場になるのに対して、「仕事も恋愛も楽しもう!」という風潮がある女性にはあまり逃げ場がありません。
仕事がうまくいっていないときはキャリアが充実している女性が羨ましくなり、恋愛がうまくいっていないときは愛されている主婦が羨ましくなります。
幸せのハードルが非常に高く、どちらかだけ成功するのでは満足できないのです。
そのため、仕事か恋愛のどちらかがうまくいっていないだけで、仕事がうまくいっている人や恋愛がうまくいっている人が羨ましくなってしまい、相手の幸せを素直に喜べなくなります。
友だちの幸せを喜べない悩みを抱えるあなたへ! 解決法とは
それでは、どうしたら友だちの幸せを喜べるようになるのでしょうか?
シンプルな解決法を5つご紹介します。
(1)今のままの自分を肯定する
人の幸せを喜べない人は、他人と自分を比較して「今の自分」を否定し、自信を失っています。今の自分を肯定するためには、自尊心を持つべき。
今のままの自分を認めるのです。
「でも、あの子のほうが自分より優れているから、自信なんて持てないよ」と思うかもしれませんが、それは他人の長所や成功にばかり目を向けているから。
他人から見れば、あなたにもたくさんの長所や魅力がありますし、相手の成功の陰にはたくさんの失敗や努力があるものです。
自分と他人の間には、思っているほどの差はないと知りましょう。
(2)「本当に必要なものは何か」を立ち止まって考える
恋人がほしい、ブランド物のバッグがほしい、人生を捧げる仕事がほしいと次々に新しいものを求める人は、それらを手に入れても満足しません。
それは、「本当に自分がほしいものが何か」が自分でもわかっていないから。
やみくもに走り出す前に、「これって本当に必要?」と自分に問いかけましょう。
さっきまで羨ましかった人の幸せも、自分にとっては必要がないものかもしれません。
(3)人生を劇的に変えるものはないと知る
友だちが結婚すれば「私も結婚すれば幸せになれるはず」と思い、友だちが仕事で成功すれば「私も仕事で認められれば幸せになれるはず」と思う人は、物事に対して過度に期待をしています。
実際には、何かひとつだけで人生が劇的に変わることはありません。
期待しすぎると、うまくいっても「あれ、こんなはずじゃなかったのに」と落胆して、いつまでも満足できず、人を羨む気持ちは消えません。
そんな魔法はないと心得ておきましょう。