こんにちは、ファイナンシャルプランナー2級と夫婦カウンセラーの資格を持つヨムーノライターFujisawaです。
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「わさびを切らしてしまった!」
「アルミホイルがなくなってしまった!」と日常的に使うものを切らしてしまい、わざわざ買いに出かけてしまうこともあると思います。
ですが、その一つのものを買いに出かけるのには時間と労力、遠方の場合には交通費もかかってしまいますね。さらには「ついでだから……」と不要な買い物までしてしまうことも。
そこで「買い物カレンダー」を作って買い物に行かない日を定めてみてはいかがでしょうか。今回は簡単に始められる「買い物カレンダー」の作り方と、無理なく続けるコツをご紹介します。
不要な買い物はどんなに損か。年間ではこんな額に!
例えば月に3回、買い忘れたものを自転車で約5分離れたスーパーに買い物に行ったとします。「せっかく来たのだから」とついで買いで300円程度の商品を購入したと仮定します。
時間の無駄
移動と往復の買い物時間(20分)×月/3回×12ヶ月=12時間
ついで買いした買い物費
300円×月/3回×12ヶ月=10,800円
少なく見積もっても年間にして12時間、消費金額で10,800円です。
これは、買い物のためにスーパーに行った例でした。
他に無駄買いをしてしまうシーンは……。
・習慣で寄ってしまうコンビニ
・なにか買うものがあるような気がして立ち寄ってしまうドラッグストア
「あるある!」と思ってしまった方は無駄買いの習慣がついているかもしれないので、特に注意が必要です。
ついで買いがなくなる「買い物カレンダー」ってなに?
「買い物カレンダー」は買い物する日をスケジュールに落とし込んで、スケジュールのない日は買い物をしないという習慣を作るためのツールです。
利用するものは手持ちのカレンダーや手帳でもいいですし、スマートフォンをスケジュール管理に使っている方はスマートフォンで管理してもいいでしょう。
「買い物カレンダー」は曜日の決まったゴミ回収日のように定期的な買い物のサイクル継続していくのを助けるツールです。
買い物カレンダー作成の3つのポイント
買い物をスケジュール化して、節約効果を高めるための使い方3つのポイントをご紹介します。
(1)特売日の落とし込み
まず一番よく行くスーパーを思い出してください。
「肉はAスーパー」「野菜はBスーパー」など分散している場合もできるだけ集約し、そのスーパーで購入することが本当に必要か考え、1箇所にまとめることをおすすめします。
1箇所、多くても2箇所にまとめた上で、スーパーの特売日の曜日に、利用するスーパーの名前を記載したり、マーキングしてわかるようにしておきましょう。
やはり特売日は通常日の2割程度、値段が安い商品もあるのでその日に買うことは鉄則です。週に1度の買い物だとどうしても食材を切らしてしまう場合は、予備日として別店舗の特売日を記載しておくといいでしょう。
1回の買い物では数百円の差ですが、年間を通すとまとまった金額になるので「特売日」以外の買い物を控える習慣にもなります。
(2)買い物しない日を決める
特に毎日習慣的に買い物をしている人に効果的な買い物カレンダーの活用法です。毎日コンビニで200円買い物をしていたとして、その7日が6日になっただけでも……。
200円×365日=73,000円
200円×300日=60,000円
年間13,000円の節約効果が生まれます。
この習慣が身についてくると浪費体質から貯蓄体質へ改善できるので、半ば強制的に買い物しない日を決めて実行していくことで、習慣化を図ることができます。