ママは毎日忙しく、朝からあれもこれもとやるべきことがたくさん! そんな中で行うメイクも効率よく、より満足のいく形に仕上げて1日をスタートさせたいですね。今回は忙しい朝に行うからこそサッと取り出せるよう、メイクアイテムを収納するテクニックについてご紹介します。
佐々木 弓子
こんにちは。整理収納アドバイザー、ルームスタイリスト・プロの佐々木弓子です。
今回は、小中高の3姉妹の母で、朝は特に忙しい筆者が実践している、効率重視のメイク道具の整理収納方法をお伝えします。
よろしければ参考にしてみてくださいね。
まずは自分のメイクスタイルを確認
自分のメイクスタイルは?
皆さんは、毎日どのようなスタイルでメイクをしていますか?
「時間をかけてメイクする」「ササッと手早く済ませる」「座ってする」「立ったままする」など……。人によってそれぞれ異なるかと思います。
また、メイクする場所なども再確認してみましょう。そのうえで日々やりづらく感じることや、モヤモヤすることがあれば書き出してみてください。
例えば、「メイクする場所が狭い」「何だかメイクしづらい」「道具の出し入れがしづらい」「家族が邪魔」「つい出しっぱなしにしてしまう」など。不満な点がある場合は改善していきましょう。
理想のメイクスタイルは?
現状はどうであれ、では、理想のメイクスタイルはどうありたいですか?
朝はすさまじく忙しい筆者の場合は、メイクする場所を「リビングの片隅」と決め、壁掛けタイプの鏡を設置し、立ったまま素早くメイクができるような環境にしています。
立ったままスピーディにしたいのか、テレビを見ながら座ってしたいのか、洗面所で全てを済ませたいのかなど、自分の理想をはっきりさせてみましょう。
効率いいメイク収納を作るために! 道具を仕分けてみよう
スタメンだけを分けてみる
必ず使うメイク道具はどれですか? 人によりアイテム数に差がありますが、「必ず使うスタメンだけ」分けてみましょう。気分により色を変えるアイシャドウなどは、使用頻度別に分けてみてください。最近全然使っていないな……というものはスタメンから外してくださいね。おそらく今後も使わない可能性が高いので、この時点で思い切って処分するのもありです。
スタンバイは別にしておく
いつも使っている化粧下地や顔そりのストックなど、確実に次の出番を待っているモノはスタメンとは別に分けておきます。また、毎日は使わないけれど特別な時だけ出番があるモノなども、別にスタンバイさせておきます。メイク関係だからといって全部を一緒にせず、役割ごとに分けておくことがなによりも大事です。
おすすめしたいメイクアイテムの収納法
(1)スタメンをひとまとめにする
必ず使うスタメンのメイクアイテムだけにすれば数が最小限となり、それだけで使いやすくなります。可能であれば、持ち運びできるサイズのポーチなどにコンパクトに収納しておくと、より便利です。そのポーチと鏡さえあれば、場所を限定されずにどこでもメイクができます。1泊旅行などでもそのまま持っていけばいいだけですし、マスカラを入れ忘れた! なんてことにもなりません。
(2)メイクアイテムを立たせて取り出しをスムーズに
さらにポーチは自立するタイプで、開口部が広く、中が見渡せるものがおすすめです。また、メイクアイテムを立たせると格段に使いやすくなりますよ。
私の場合は、ポーチ内の仕切りとして牛乳パックを利用しています。立たせたいアイテムより少し浅めにカット! チャックを閉めるときに引っかかりがなくなるので、少し浅めがポイントです。
牛乳パックの仕切りを使うメリットは、汚れたら変えればOKですし、軽いということ。
また、ポーチはメイクする場所の近くに収納する、もしくは定位置を決めて常に出しておくとよいでしょう。出しておく場合は見た目にも気を付けて配置したいところ。