ヨガ人気の高まりとともに、ますます注目を集めるアシュタンガヨガ。ヨガジャーナルでの調査でも「いつかトライしたいヨガ」としてアシュタンガヨガを挙げる人が多数!今回は、アシュタンガヨガのプライマリーシリーズについて、日本を代表するヨガ指導者のケン・ハラクマ先生と人気ヨガティーチャーの芥川舞子先生に教わりました。
ヨガジャーナル日本版編集部
プライマリーシリーズとは「まず繰り返し練習するシークエンス」
「アシュタンガのアーサナは6段階あり、そのうち最も重要なのが初級のプライマリーシリーズ。身体の浄化が目的とされ、決められたシークエンスを繰り返し行うことで練習が深まり、意識もクリアになります。身体能力の高い人は上のシリーズも目指せますが、通常は2ndくらいまでで十分。むしろアーサナがある程度完成されれば、プラーナヤーマ(呼吸法)の実践に移行することが必要になります」(ケン先生)
プライマリーシリーズで行うポーズの流れ
①太陽礼拝A
③スタンディング(立位)ポーズ
photo by Kenji Yamada
④シッティング(座位)ポーズ
photo by Kenji Yamada
※ハーフプライマリー(まずは途中のナーヴァーサナまでをひと区切りに練習)
⑤フィニッシングポーズ
photo by Kenji Yamada
各シリーズの仕上げに必ず行うシークエンス。逆転の連続ポーズでエネルギーが全身へと行き渡る。
⑥シャヴァーサナ
プライマリーシリーズができるようになったら次のシリーズへ
習熟度に応じて次のシリーズへ。必ず太陽礼拝からスタートする。
①インターミディエート(2nd)シリーズ
座位~後屈のポーズが多く登場。背骨を通るエネルギー経路を開き、神経組織を浄化するとされる。
photo by Kenji Yamada