ヨガ人気の高まりとともに、ますます注目を集めるアシュタンガヨガ。ヨガジャーナルでの調査でも「いつかトライしたいヨガ」としてアシュタンガヨガを挙げる人が多数!今回は、アシュタンガヨガの太陽礼拝Aと太陽礼拝B、2つの種類の「太陽礼拝」の違いと意味について、日本を代表するヨガ指導者のケン・ハラクマ先生と、人気ヨガティーチャーの芥川舞子先生に教わりました。
ヨガジャーナル日本版編集部
アシュタンガの太陽礼拝について
ウォーミングアップにAとBの2種類を実行
正式名称「アシュタンガヴィンヤサシステム」が示すとおり、アシュタンガはもともとヴィンヤサとしての太陽礼拝をベースに、その間でポーズを行う練習法です。一般的にはシークエンスの冒頭に行うウォーミングアップを太陽礼拝と呼び、これ以外の準備運動をしてはいけません。「太陽礼拝A」では前後屈で背骨を伸ばして柔軟に。続く「太陽礼拝B」は腰のねじりや前後開脚が加わり、負荷もだんだん大きくなります。(ケン先生)
時間がないときは、太陽礼拝ABとフィニッシングポーズだけを練習することも。トータル約20分、少しでも継続するための工夫です。(芥川先生)
太陽礼拝A
やり方
サマスティティヒ(山のポーズ/直立姿勢)で始まり、最後も同じ姿勢に。5回繰り返す。
①吸う
photo by Kenji Yamada
②吐く
photo by Kenji Yamada
③吸う
photo by Kenji Yamada
④吐く
photo by Kenji Yamada
⑤吸う