
所要時間:10分
カテゴリー:サラダ、温野菜
とうもろこしはゆで方ひとつで、ぷっくりジューシーな仕上がりに
最近のとうもろこしは甘くてジューシー、柔らかい! そのため生でも十分おいしく食べられる品種が多く出回っていますね。
ですが、加熱するともっとおいしく食べられる野菜だとご存知ですか? ここでは、旬のとうもろこしをよりジューシーに食べられるゆで方・ゆで時間を紹介しています。
ポイントは、お湯からでなく、水からとうもろこしを茹でること。とうもろこしの甘み成分であるでんぷん質は、ゆっくり加熱することで水分を吸い、粒ひとつひとつがみずみずしくなるのです(これを糊化と言います)。また、冷めてもしわしわにならない裏技・ラップにくるんで保存する方法もお伝えします。
とうもろこしのゆで方・保存の材料(2人分)
とうもろこし
とうもろこし
2本
水
1~2L
塩水
水
1L
塩
大さじ1
とうもろこしのゆで方・保存の作り方・手順
とうもろこしのゆで方・保存方法
1:とうもろこしの皮をむく

茹でる直前にとうもろこしの皮をむき、ひげ根を取り除きます。
とうもろこしは、皮が水分の蒸発と乾燥を防いで鮮度を保ってくれています。必ず茹でる直前にむくようにしてください。
2:とうもろこしを茹でる

とうもろこしに被るくらいの量の水を鍋に用意して、とうもろこしを入れます。とうもろこしが浮かないよう、皿などをのせて中火にかけます。鍋全体から泡が立ち、沸騰してきたら3分茹でます。
ゆで汁に塩を入れると、浸透圧の関係で水分がとうもろこしから出て、塩分が侵入してしまうのでぷっくりとゆであがりません。ここで塩を入れないように!
3:とうもろこしを塩水にさらす

茹でたとうもろこしは、塩水に10秒ほどさらして、あげておきます。とうもろこしが冷めてもしわしわになりにくくなります。
塩水が粒をコーティングし、粒の中の水分が冷めても出にくくなります。その結果、しわしわになりにくくなります。
4:とうもろこしを塩水にさらして保存

すぐ食べない場合は、粗熱が取れてからラップにくるみます。塩水にさらしたおかげで時間がたっても粒がしわしわになりません。またラップにくるめば冷蔵庫で2~3日保存できます。
塩水は海水くらいにしょっぱいものを用意します。
5:とうもろこしが熱いうちにラップで保存