どんどん増え続ける家電の取扱説明書、みなさんはどのように保管していますか? そもそも必ずしも紙で保管する必要があるのでしょうか? たくさん手元にあればあるほど管理の手間もかかりますし、保管スペースも必要です。これからは、データで管理するともっとコンパクトになりますよ!
斉藤 夏枝
こんにちは! SPACE PLUS+東京の整理収納アドバイザー&インテリアコーディネーターの斉藤夏枝です。
みなさんはご自宅の取扱説明書、どのように管理していますか?
我が家にある家電の取扱説明書は、ファイルボックス一つで管理しています。
たくさんある取扱説明書、どうやってファイルボックスたった一つで管理できているのか……。
それは「紙」保管を減らし「データ管理」にしたから! 今回は取扱説明書のデータ管理の方法についてご紹介します。
取扱説明書の管理や収納に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
そもそも、取扱説明書は必要?
家電を購入すると、取り扱い説明書、保証書、簡単ガイド、補充品購入方法、その他ご案内チラシなどなど、たくさんの紙が入っています。
お片付けの作業に伺うと、これをそのまま全部保管している方が非常に多い!
まずは購入した時点で、明らかに必要のない書類は処分してしまいましょう。そもそも取扱説明書(=トリセツ)って使い方の説明書なので、使い方をしっかりと理解したら役目を果たし終わっているもの。我が家では使い方が簡単な家電(照明など)は、使い方をマスターしたらトリセツを処分してしまいます。
また、今の時代、壊れた時に修理に出すより買い替えるほうが圧倒的に安く済む場合もありますね(例えばドライヤーやアイロンなど)。そういった取扱説明書も処分しています。
取扱説明書の処分の判断基準は「よく見返すかどうか?」です。
※保証書は別モノなので注意してくださいね。
データの取扱説明書がある!
もちろん中には、取扱説明書がないと心配な方もいらっしゃると思います。
今は、メーカーのアフターサービスの一環として、HPに取扱説明書がデータで載せてあります。自分の家電の型番を入力して探し、取扱説明書を自由にダウンロードすることが可能です。もちろん無料!
写真のようにPDFになっているところが多く、スマホやパソコンで閲覧可能です。基本的に紙の取扱説明書と全く同じ内容です。
「困ったときはいつでも探すことができる」という安心感があれば、必ずしも紙で保管する必要はありませんよね。
家電一覧表を作ると便利!
取扱説明書はいつでもダウンロードできます。ですから重要なのは、自宅にある家電の型番、そしていつ購入したのかがわかるようにすること。
我が家は、家電一覧表をエクセルで作成しています。家電名、メーカー名、型番、購入年月日、と取扱説明書を紙で持っているか、ダウンロードしているのかを入力しています。
ちなみに我が家で一番の古株は、20年近く使っている扇風機でした。構造がシンプルなものほど壊れませんね。
紙の取扱説明書と保証書の管理方法
我が家では、無印良品のファイルボックスとコクヨの個別フォルダーを使い管理しています。
紙で保管している取扱説明書は、機能がたくさんついていて頻繁に使い方を見返すものと、新しい家電のもののみなので、かなり少なくなっています。
管理を楽にするために考えたのが、使う場所でジャンル分けするという方法! キッチン、リビング、サニタリーなど使う場所の名前で個別フォルダーを作成して、そこに直接取扱説明書を入れていきます。
こうすることで取扱説明書の増減にも簡単に対応できますよ。
また、保証書という個別フォルダーも作成しており、取扱説明書はもう必要ないけれど、保証期間がまだある保証書、その他、とっておきたい備品などをまとめています。