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[新宿]0円で坐禅が体験できるって!?予約殺到の大人気「坐禅会」に参加してみた

目まぐるしい日々を送っていると、心身ともにぐったり・・・なんていう時もありますよね。ストレス解消のために思いっきり遊んだり、ひたすら寝て過ごしたりする休日もいいけれど、自分を見つめ直すきっかけづくりもしたいところ。そんな時にオススメなのが「坐禅」です。大都心・新宿にて無料で坐禅を体験できるお寺があると聞き、参加してきました!

超都心「新宿」で初心者向け0円坐禅体験!/長光寺

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今回は、東京・新宿の「長光寺」で毎月第2土曜日に行われている初心者向けの坐禅会に申し込みました。こちらの坐禅会は完全予約制で、毎回募集から3〜4日ほどで埋まってしまうほどの人気ぶりなんです。

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長光寺は新宿駅から徒歩10分ほどの職安通り沿いにあります。こんな超都心に立派なお寺があるなんてびっくり!

坐禅会は15年ほど前から行われていますが、予約制になる前は最高で一度に80名が参加し、坐禅部屋も本堂も満杯になってしまったため、予約制に切り替えたそうです。

参加者の方は20〜30代の女性が多いそうですが、この日は男女半々。年齢層も様々でした(今回は、一般の参加者の方のお邪魔にならないよう、坐禅会には筆者のみが参加し、終了後に撮影させていただきました)

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開始時刻になると、携帯電話の電源をオフにするよう促され、地下の坐禅部屋へと案内されました。

中央には文殊菩薩像が鎮座。坐禅スペースは壁沿いの高くなった畳の上で、座る際に使用する座布(ざふ)が置かれています。いよいよ坐禅体験スタートです!

ヨガ経験者は有利!?最初の難関は○○○だった

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はじめに、指導してくだる僧侶の方が、足の組み方を丁寧に教えてくださいました。

坐禅は、坐布の中央にあぐらをかいて足を組む「結跏趺坐(けっかふざ)」という座り方で行います。足は、右足を左の太ももの上に、左足を右の太ももの上に乗せます。しかし、多くの人はこの座り方ができないので、その場合は無理をせず、右足だけを左の太ももの上に乗せる「半跏趺坐(はんかふざ)」でよいそうです。

ちなみに、筆者も結跏趺坐はできなかったので、半跏趺坐で行いました。結跏趺坐はヨガをやっている方は簡単にできる傾向にあるそうですよ。

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足を組んだら、頭のてっぺんが天井から糸で吊られているよう意識をして、背筋を伸ばします。顎は引き、目は開けたまま、視線を斜め45度に落とします。

そして、体を左右に揺らし、右足・左足・お尻の三点できちんとバランスをとれているかどうかを確認します。

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正しい姿勢を作れたら片手を畳について、もう片方の手は坐布の後ろを持って180度回転し、壁のほうを向きます。

呼吸は、鼻から吸ってお腹が膨らむようにしてから口で吐く「腹式呼吸」です。あまりスーハースーハー音を出しすぎると他の参加者の方の迷惑になるので、静かな呼吸を心がけましょう。

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3回鐘が鳴ったら坐禅開始の合図。ひたすら心を「無」にします。しかし、何も考えないというのは案外難しく、次から次へと雑念が思い浮かんできます。そして、次第に眠気という強敵も襲ってきました・・・。

「いかんいかん、集中せねば!」――ここからは自分との闘いです。

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本来、眠ってしまったり集中できていなかったりする時に行われる警策(きょうさく)ですが、坐禅会ではそうでなかったとしても、希望すれば打っていただくことができます。

なかなか「無」の境地へたどりつけない筆者は、進んでお願いすることに。合掌をしたら警策希望のサイン。右肩をポンと叩かれたら、これから警策を打ちますよ、という合図です。

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左に首を倒すと、バシッと痛みが走りました。「いたっ!」と心の中で叫びつつ、打っていただいたお礼を込めて、合掌をしたまま一度お辞儀をします。ジンジンとした痛みと、「無にならなくては!」という気合が注入されました。

通常は、線香が1本燃え尽きるまでの40分間、坐禅をするということですが、初心者は25分間。無を意識しつつも、次に襲ってきたのは足のしびれ。普段とらない体勢を長時間保つというのは、こんなにも難しいものなのですね。40分間はとても耐えられそうにありません・・・。

鐘が3回鳴り、25分間の坐禅タイムが終了。日々、いかに様々な雑念を抱えているのかを実感でき、足のしびれにも苦しんだ25分間でしたが、立ち上がってみると、頭がクリアになった感覚が。気分もシャキッとしています!

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