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[部屋干しの救世主]洗濯物乾かな過ぎてヤバい → コレで一発解決しました!

多湿条件を保った恒温室内で除湿機を「強」などの除湿最強モードで運転。一定時間後にタンクに溜まった水量を精秤しました。

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着臭させたTシャツを同条件で量産。これをそれぞれ一定条件で洗濯し、各衣類乾燥除湿機で一定時間乾燥させ、自然乾燥させたものと比較して臭気強度を判定しました。

ちなみに、今回は違いを見るために、完全乾燥させず、あえて生乾き状態で検証を行いました。

※ニオイについてはどの製品も時間をかけてしっかり乾燥させれば、低減できると考えられます。ただし付着臭や元の汚れから発生するニオイは除きます。

衣類乾燥モード、除湿モードそれぞれ一定時間運転した際の消費電力を計測しました。

運転音が静かかどうかは、在宅中に使う場合に重要です。騒音計で衣類乾燥時と室内除湿時それぞれの、最強モードと最も静かなモードの運転音の騒音値を測定しました。

除湿性能検証で得られた結果とタンク容量から、タンクが満水になるまでの時間を算出しました。排水タンク容量が大きく、排水頻度が少ないほど高得点となります。

操作パネルの操作性、本体の持ち運び・移動のしやすさ、タンクに溜まった水の捨てやすさ、フィルターなどのメンテナンスのしやすさなどをチェックしました。

それでは、お待ちかねの検証結果をおすすめランキングで発表します。

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三菱電機
MJ-M120SX
実勢価格:4万7900円
サイズ・重量:W360×D210×H534mm・13.5kg
除湿方式:コンプレッサー式
タンク容量:約3.0L
定格除湿能力:11.0L(50Hz)、12.0L(60Hz)

▼テスト結果

衣類乾燥
28点/35点


除湿性能
7点/10点


ニオイ
7点/10点


消費電力
9点/10点


静音性
7点/10点


排水頻度
3点/5点


使い勝手
8点/10点


合計
69点/100点

ベストバイに輝いたのは、三菱電機「MJ-M120SX」。前回の検証でも前モデルがベストバイとなり、後継機種である本機も評価が高かったです。おまかせムーブアイにより、”効率よく乾かす”ことで結果を出しました。

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おまかせムーブアイはセンサーで洗濯物や窓・壁の表面温度を検知できる機能で、洗濯物の湿った部分や部屋の湿気のこもった場所だけに風があたるように、送風の向きや風量を調節しています。これにより、洗濯物を乾かすことや、部屋の除湿を効率よく行うことができます。

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洗濯物の表面温度を検知し、その結果が低い=濡れている、となれば、そこを集中的に乾かすことができ、効率のいい乾燥ができるのが強み。ちなみに、おまかせムーブアイは室内除湿の際も湿気の溜まっている場所を検知します。

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光ガイドによって、おまかせムーブアイが検知している場所が視覚的にわかります。ちなみに、おまかせムーブアイは室内除湿の際も湿気の溜まっている場所を検知します。

結果、衣類乾燥性能のテストでは好成績を残しました。とくにTシャツに関しては、ほぼ完全に乾いていました。

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送風方向を手動で調整し、1着の服を素早く乾かすズバッと乾燥モードを備えています。どうしてもすぐ着たい1着に送風方向を合わせれば、それに集中して一気に乾かします。また、下向き送風できるので靴に対しても有効です。

乾燥させた時間が1時間のため、洗濯物は生乾きという超厳しい条件でのテストでありながら、酸味のあるニオイがわずかに残るだけと優秀でした。

ニオイがつきにくい理由として、衣類乾燥性能の高さが挙げられます。乾燥率が高い分だけ、洗濯物が乾いているということになり、それだけ部屋干し臭が残りにくくなると考えられます。

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大きな液晶に、今どんなモードで除湿しているのかが表示されるので、わかりやすいです。送風方向を合わせるカーソルの使い勝手も○。

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13.5kgとそこそこ重さのあるMJ-M120SXですが、ハンドルを起こして、底面のキャスターを転がして移動することができます。

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タンク排水時にはフタごと外す必要があります。長時間使用する場合には市販のホースをつないで、連続排水がおすすめです。

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フィルターカバーにフィルターをセットするタイプです。お手入れは掃除機で汚れを取るか、水洗いができます。

総合点で見ると他製品とそれほど大きな差があるわけではなかった三菱電機「MJ-M120SX」。タンクにハンドルがないことや、タンクのフタを開けなければ排水ができない点もありますが、除湿も衣類乾燥も湿りを狙い撃ちし、効率的に乾かします。

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