渋谷駅から徒歩8分の場所にある「Bistro Rojiura」。夜はフォアグラのテリーヌや魚介の炭火焼などが食べられる人気のビストロですが、SNSでモーニングのみで食べられるメニューが「超絶美味すぎてやばい」「心から薦めたい朝食」と話題に。今回は、そんなモーニングの看板メニュー「あんバターリコッタチーズサンド」をはじめ、この時期にオススメのメニューを伺いました。
本格ビストロであんバターサンド!?贅沢すぎるおめざを堪能/Bistro Rojiura
東京メトロ渋谷駅から徒歩8分。渋谷のオルガン坂と井の頭通りの交差点近くに「Bistro Rojiura」はあります。店名の通りメインストリートの一本裏手の路地裏に位置するので、うっかり通り過ぎてしまいそうな、知る人ぞ知る人気店です。
お店の目印は「Yes,We are OPEN」の看板です。置いてあるだけでおしゃれ。
レコードやアンティークが飾られ、木を基調とした家具が配置されたおしゃれな店内には、中央に開放的なオープンキッチンが。一人客にうれしいカウンター席は、調理中の音や香りをダイレクトに感じられる特等席です。
シェフを務めるのは、フレンチレストラン「ミッシェル・トロワグロ」で修行を積んだ西 恭平さん。本格的な味を楽しめるビストロのモーニングから、今回は3つのメニューをご紹介します。
まずは、おめざにピッタリな「あんバターリコッタチーズサンド」(583円)。自家製コッペパンにお店で炊いた小倉あん、リコッタチーズ、バターをサンドした同店の看板メニューで、ランチ時には完売してしまうほどの人気ぶり。
このメニューは「あんバターにリコッタチーズを合わせたら美味しいんじゃないか」というオーナーの自由な発想から生まれたのだとか。実際にSNSでも「スイーツ好きの誰もが、この魅力には抗えない。」と話題になるほど。
気になるお味は、無塩バターに振りかけられた岩塩が、あんこの上品な甘さを引き立てる、絶妙な“甘じょっぱ系”。自家製リコッタチーズのさりげない酸味もアクセントに。重厚感のある見た目に反し、朝からでもペロリと食べられます。
コッペパンというと大きなものを想像しがちですが、こちらは上品な手のひらサイズ。それでいてお腹にはしっかりたまる満足度も、嬉しいポイントですね。
一緒にいただきたいのは、目黒にある「SWITCH COFFEE TOKYO」の豆を使ったコーヒー(486円)。ドリンクは「カモミールティー」(540円)や「自家製ジンジャーエール」(756円)、「ハイネケン」(756円)やワインなどのアルコールもあります。
また、使用している器は、ガラス作家・山野アンダーソン陽子さんの作品を中心に、ブルックリンのNoble plateware、パリのMalo Ceramicsなど、国内外からセレクトしたこだわりのものばかり。ドリンクを飲むときの口当たりの良さも確かめてみて。
こだわりのオープンサンドは見た目も華やか!
この夏オススメのメニューは「ノルウェーサーモンとアボカド、フロマージュブランのオープンサンド」(1,512円)。自家製のパン・ド・カンパーニュに具がたっぷりのった、見た目にも華やかな一品。マリネしたサーモンの酸味に、アボカドのまろやかさ、ハーブの爽やかな風味と、一口ごとに違った味わいが口のなかに広がります。
朝からしっかり食べたい派の人は、この「オープンサンド」と「あんバターサンド」をオーダーするんだとか。
メニューは他にも、「自家製グラノーラ」(756円)や「フレンチトースト」(1,404円)、「野菜とレンズ豆のカレー」(1,296円)などがあり、どれも魅力的。
朝から暑い・・・なんて時は、ディナーのデザートに提供される自家製アイスを。常時3種類ある中から、今回は夏限定の「ヨーグルトとレモンバームのソルベ」(648円)をチョイス。さっぱりとした爽やかな味わいがくせになりそう♡
「無添加蜂蜜のフィナンシェ」(270円)や、「あんバターサンド」はテイクアウトもOK。おやつやお土産に持参しても喜ばれそうですね。
まとめ
シェフの西さん曰く、モーニングタイムは食後に本を読んだり、のんびりしたひとときを過ごす人が多いのだとか。おしゃれなビストロで朝から美味しいものを食べて、しっかりエネルギーをチャージ!有意義な休日を過ごしましょう。
Bistro Rojiura
住所: 東京都渋谷区宇田川町11-2 宇田川柳光ビル1F
電話番号:03-6416-3083
営業時間:火~土、第1第3日曜 8:00~14:00(L.O.13:00)、18:00~24:00(L.O.23:00)
定休日:月曜、第2第4日曜
最寄駅:渋谷
取材・文/皆川 夕美