毎日のおやすみタイムに欠かせない枕。カバーで覆っていても、いつの間にかすっかり黄ばんでしまっていませんか? そんなときは、思い切って丸洗いしてみましょう。真っ白な枕をよみがえらせるテクニックをお伝えします。
木村 大介/Test by LDK編集部
枕の黄ばみの原因は「タンパク質汚れ」です
まだら模様に黄ばんで清潔感ゼロになってしまった枕。普段はカバーの下に潜んでいるのであまり気になりませんが、枕カバーを交換する際、その黄ばみっぷりにうんざりなんてことも多いですよね。
黄ばみの元は、ほとんどが汗やよだれなどが原因のタンパク質汚れです。そのため時間をかけてつけ込んで分解することで、簡単に落とせるんです。ただし、羽毛など水洗いできない素材もあるので、事前に表示をよく確認してから洗濯してくださいね。
粉ワイド+粉洗剤で真っ白な枕が復活!
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タンパク質汚れの切り札は、ワイドハイターEX 粉末タイプ。つまり漂白剤です。
まずは、お湯に粉ワイドハイターと粉末洗剤を1:1の割合で溶かし、そこに枕を浸します。お湯は40℃から45℃の少し熱めの方が、より効果的です。
そのまま一晩置いたら、粉ワイドハイターと洗剤がついたまま洗濯機で丸洗いします。
型崩れを防ぐため、単体で洗うのが理想的です。
乾燥機で乾かせば、買ったころの真っ白な美しさが戻ってきます。
黄ばみの予防には枕のタオル巻き
せっかくキレイにした枕だから、真っ白なままで使いたいですよね。そんなときは、枕カバーの上からタオルを巻くのがオススメです。こうすることで、カバー越しに汗や皮脂が染み込むことを防ぎ、黄ばみを予防できます。巻いたタオルは、こまめに交換して清潔に保ちましょう。
毎晩使うものだからこそ、キレイにしておきたい枕。意外と簡単に汚れが落とせるので、「お疲れ様」の気持ちをこめて洗ってあげてはいかがでしょうか?