どこかお部屋が殺風景に感じたり、なぜかリラックスできない…なんてことはありませんか?それは家具やインテリアの配置が良くないからなのかもしれません。今回は、簡単にアレンジするだけでできる居心地の良いお部屋の作り方をご紹介します。早速チェックしてみましょう。
まずは自分の定位置を決めましょう
お部屋の居心地が悪く感じたり、なんだかリラックスできない。そんなときは、まず視線の先を整えることから始めてみませんか?大掛かりな模様替えをしなくても、お部屋の中での自分の居場所を決めて、その目線の先を少し整理するだけで、居心地はグッと良くなるのです。
今回は3つのお部屋をご紹介します。どのお部屋も自分の定位置とその視界の先の景色を整えた居心地の良い空間を作り上げていますよ。早速チェックしてみましょう。
ベッド前が定位置、お気に入りのお皿やアクセサリーを集めた棚
はじめにご紹介するのはワンルームに暮らす女性のお部屋。2面採光と、無垢の床材が決め手となり、このお部屋を選んだそうです。室内はものが少なく、スッキリとした印象。白と木目調のアイテムで空間が統一されたシンプルなお部屋です。
彼女の定位置はベッド前。ソファなどは置いておらず、無垢材なので、床座スタイルを楽しまれています。
そんな定位置の前には、お気に入りが集まったスペースを。カーテンレールには、バッグやカゴが吊るされています。下に置いてある棚には、よく使うアクセサリーや食器類・観葉植物などが配置されています。
視線の先に、眺めているだけで楽しくなるようなお気に入りのものを集めることで、自然とリラックスできる空間が生まれます。
定位置のソファからはTVが見やすく。TV台もおしゃれに飾る
続いては、ベッドとソファを直角に配置したワンルームのお部屋。ソファを定位置にし、目の前にはTVを配置しています。
TVがついていなくてもローボードは視界に入るので、お気に入りの雑貨やドライフラワーを飾っています。ちなみにこちらのローボードは材料費2,000円ほどで手作りされたのだとか。ホームセンターでOSB合板とブロックを買って、組み合わせるだけで作れるそうですよ。
お気に入りの場所を作りたいけど、いいサイズの棚がない…なんてときは、材料を買って組み立ててもよいですね。
壁にもともとあった長押(なげし)を活用し、画鋲やフックを使ってドライフラワーや洋服をディスプレイ。このラフさがお部屋全体の雰囲気にあっていておしゃれに決まっています。
全ての面を整えるのではなく、視界に入る部分に自分のお気に入りアイテムを飾るだけで、居心地の良いお部屋を作ることが出来ます。
ソファが定位置。好きを詰め込んだ本棚は無造作でラフな印象に
最後は、ワンルームタイプのお部屋。落ち着いたナチュラルカラーと、ところどころに置かれた観葉植物が印象的です。
こちらのお部屋の定位置はソファ。ベッドと並行に配置し、間にローテーブルを置いています。TVは置かず、家では読書を楽しむのだそう。
ソファに座ったとき、すぐに目に入るのは雑誌や書籍が無造作に積み重ねられたこちらのスペース。大きな家具は買わないようにしているそうで、本棚ではなく床にラフに置かれていますが、散らかって見えるどころか、無造作な感じがおしゃれにさえ見えます。雑誌は縦置き、本は横置きなど、ルールを決めて置くことで、センスを感じる見せ方ができますよ。
ソファから手の届く場所にものを集めることで、すぐに手に取れ、読み終わったら戻すという習慣も作れるので、散らかり防止にもなりますよ。
週末や少しの時間で真似できる、居心地の良いお部屋の作り方
いかがでしたか?ご紹介したアイデアは、今のお部屋のインテリアの配置を少し変えたり、アレンジを加えるだけで簡単に真似することが出来ます。
ソファやベッド、テーブルの前など…いつも自分がいる定位置をイメージして、その目線の先に好きなものを揃えてみませんか?
photo / goodroom
ひとり暮らしのインテリア | goodroom journal