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人類史上、もっとも賢い掃除機がこちらです

10万円オーバーのルンバ最新機から、2万円以下の格安期まで、さまざまなものが販売されていいるロボット掃除機。今回は一般家庭で普段使いをすることを想定して、最新20機種を大検証してみました!

青山 卓弥/Test by MONOQLO編集部

最近のおそうじロボットは仕組みも機能も複雑に!

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今、家電量販店やAmazonなどのネット通販では、たくさんのロボット掃除機が販売されています。「そろそろ我が家にも……」と考えている人も少なくないのでは。でも、AI(人工知能)が搭載されていて、勝手に掃除してくれる掃除機であることは分かっても、その仕組みや機能となると複雑すぎて、よほど家電に詳しい人でない限り、その違いをちゃんと理解して購入するのはかなり難しいといえます。

おまけに価格も上は10万円超~下は2万円以下とまちまちで、ますます「いったいどれを選べば良いんだ」と、悩んでしまうことでしょう。

そこで家電量販店やネット通販で人気の最新機種20製品を徹底的に比較してみることにしました。

これだけは知っておきたい!最新おそうじロボット事情

最近のロボット掃除機には、メーカーや機種によって、じつに多くの機能が搭載されています。機種ごとにすべてをチェックするのは難しいとしても、まずは「普段使いで便利な機能」を、予備知識として持っておくと、実際に選ぶ際にスムーズになります。

その機能とは4つ。それぞれ詳しくご紹介しますが、全製品に搭載されている機能ではないことをご了承くださいね。

①マッピング機能

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カメラやセンサーなどで部屋を認識して、最適なルートをAIが探っていく機能のことをいいます。上位機種には学習能力を備えたものも。

②アプリ連動

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アプリ機能のついている機種の場合は、スマホが高機能なリモコンになりWi-Fi環境があれば遠隔操作も可能になります。

③センサー検知

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ロボット掃除機はセンサーによってゴミや障害物を認識するものがほとんど。この性能差で個性が出ます。

④自動充電機能

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ひと昔前は途中で充電切れしてしまう機種もありましたが、今はほぼ自動で戻り充電されます。今回検証した20機種は、ちゃんと充電スポットに戻りました。

以上が最新のロボット掃除機の基本です。つづいては実際にどう選べばいいのか?選び方のポイントをご覧ください。

普段使いに本当に必要な一台を選ぶための4つのポイント

どんなにすごい機能が搭載されていても、使用する場所や使い方によっては、その機能が発揮されずムダになってしまうなんてことも……。そこで実際に、20機種すべてで掃除を行い、選ぶ際の重要なポイントをまとめました。

選び方のポイント①掃除力:どんな床でもどんなゴミでもしっかり吸い取るか?

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「吸引力の高さ=ゴミが確実に取れる」とは限りません。なかにはブラシや排気の風圧で細かなゴミを吹き飛ばし取りこぼしてしまう機種もあります。一方、突出した吸引力はなくとも、時間をかけて何度も同じ場所を通過することで、しっかり掃除してくれる機種もあります。

また畳やラグなどの場所や、ゴミの種類によっても機種ごとに得意不得意があるので、実際に使用する場所を想定して選ぶことをおすすめします。

選び方のポイント②動作:どんな場所もくまなく回れるか?

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多くのメーカーの取説には、ロボット掃除機の進路を邪魔しないために「事前に家具や荷物などを片づけてください」といった内容が記載されていますが、掃除のために部屋を掃除するのも何だか本末転倒……。

厚手のラグやおもちゃ、ベッドなど障害物があってもしっかり掃除してくれることがポイントです。

選び方のポイント③掃除の安定性:動きはいつでもムダなく安定しているか?

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どんなに高性能なロボット掃除機でも、部屋ごとに最適な掃除を毎日実行できなければ意味がありません。その時々の環境の変化にも対応できるか、アプリの設定は複雑ではないかなど、人間側がいちいち手を加えずともしっかり動いてくれるかどうかがポイントです。

ちなみに、こちらは今回テストしたロボット掃除機の、スペック面からみたかしこさの一覧です。

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(表の中の価格はテスト時のものです)

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