「掃除の安定性」の検証
常に安定して掃除するためには、マッピング機能やアプリの性能が重要になります。どのように部屋を移動し、どのように掃除をするのか、1ヶ月間観察をしました。
各機種ごとに部屋から部屋への動き方や、掃除の仕方を記録しました。
部屋には、5つのカメラを設置しチェック。
同時に、センサーの邪魔にならないように目視でも観察し記録しました。
快適さの検証
ゴミを捨てる頻度のほかに、「ゴミの捨てやすさ」「ブラシなどのケア」「掃除中の音」をチェックしました。
[ゴミの捨てやすさ]
一般的なロボット掃除機のダストボックスは2タイプあり「ボックス式」と「スライド式」になります。それぞれの特徴をご説明します。
①ボックス式
ケースを開けて取り出すタイプで、パナソニックやHITACHIを筆頭に、各メーカーが独自の形式でボックスを搭載しています。本体上部のケースを外すパターンが多いのが特徴です。
【パナソニック RULO MC-RS810】
ハンドルが付いていて、取り出しがラクチンです。
ただ、機種によってはフィルターを外す手間があったり、ボックスの口が下向きでゴミがこぼれやすかったりと一長一短あります。
【ILIFE V3】
取り出しやすいけど、フィルターを外すひと手間がちょっぴりメンドウ……。
【ダイソン Dyson 360】
瓶のような形状で、ダストボックスの口が下を向いているため、ゴミがこぼれやすいです。
【エコバックス DEEBOT900】
ボックスに穴があいた形状で、ゴミが中で溢れていました。
②スライド式
横にそのまま引き出すタイプで、ルンバシリーズやAnker、ILIFEの一部が採用。ワンタッチで楽だが、穴が下向きにあいており、気をつけないと床にこぼれてしまうこともあります。
【ILIFE V8s】
容量も大きくて、ゴミもこぼれにくくなっています。
[掃除中の音]
音に関しては、それぞれの機種を動かし騒音計で計測しました。あわせて体感でもチェックしています。音控えめ設定などを搭載された機種もあります。
[ブラシなどのケア]
通常のブラシは髪の毛などが絡まり、あとで掃除するのがメンドウです。ゴム製のブラシであればお手入れはラクですが、中にはブラシでも掃除中に回転しながら自然除去するものもあります。
以上、ロボット掃除機の最新機の選び方と、ランキング20をご紹介しました。ぜひ購入の際はご参考にしてみてくださいね!