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人類史上、もっとも賢い掃除機がこちらです

【総合順位まとめ】まさかの格安機が上位を占める結果に!

ルンバの最上位機種である「ルンバi7+」が総合1位……というのはある程度想定の範囲内だったものの、ルンバ960以降やパナソニック、ダイソンなどの上位機種が苦戦し、U5万円台の格安機が続々と上位に入るという意外な結果になりました。

ランキング一覧はこちらです。
価格は検証時のものとなっています。最新の価格は各製品の情報をご覧ください。

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2位のILIFE「V3s Pro」をはじめ、アンカーやネイトロボティクス、エコバックスといった一般知名度は低いモデルにも、それぞれに個性や特徴、長所が発見され、家庭での使いやすさと高機能は必ずしも比例しないことをあらためて認識することとなりました。

上位機種は軒並み苦戦しましたが、今回のテストはあくまで日常生活で使えるかどうかであり、本来の機能性を否定する結果ではないことだけ、ご理解くださいね。

まだロボット掃除機を使ったことがない方は、どれを選んでも格段に毎日の掃除がラクになること間違いナシなので、ぜひ取り入れてみてください。

ちなみに今回は、上記の結果を得るために、約1ヶ月に及ぶ検証を敢行しました。最後に具体的なテスト方法をご覧ください!

[検証方法]2LDKのマンションを借りて1ヶ月間部屋の隅々まで掃除しました

今回は家電量販店やAmazonなどのネット通販で人気の20モデルを集め、よりリアルな環境を再現するため、マンスリーマンションを借り切って検証しています。

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テストしたのは上記の2LDKの間取りになります。ここで約1ヶ月間、ロボット掃除機を使いました。

「掃除力」の検証

一般家庭で床によく落ちていがちなゴミ5種類を、部屋の9カ所に散布しし、その上をロボット掃除機が走行し、どれぐらい吸引できたかをチェックしました。ゴミの吸引量は、各ポイントに残ったゴミの量で判断し、取りこぼしのないよう、コロコロやチリトリで髪の毛1本、粉末0.01g単位まで、しっかりと採集して計測しました。

[検証場所]
①畳(和室)

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畳は細かい隙間があり、とくに粉末のような細かいゴミは引っかかりやすくなります。これらのゴミもしっかり吸い取るかチェックしました。

②厚手のラグ

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ラグの四隅や中央に均一に食べかすや髪の毛、紙片などのゴミを散らして検証。厚手のラグはゴミが入り込みやすく、勢いよく吸引しても、ゴミが入り込み取り逃がしてしまいがちな場所です。

③浴室(脱衣所)

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ビニール床の脱衣所は、落ちやすい髪の毛や外で遊んで帰ってきた子どもが脱いだ靴下からバラバラ出てくる砂埃を想定してゴミを撒きました。

④玄関付近の廊下

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玄関に近い廊下に砂埃を散布しました。フローリングの上の砂埃は掃除機が滑りやすく、ゴミを取り逃しがちになります。

⑤リビング(コーナー)

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テレビ台や厚手のラグに囲まれた部屋の隅はゴミが溜まりやすく、掃除機が届きにくい場所です。

⑥リビング(障害物なし・障害物あり・フローリング)

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カーペットフロアのリビングと、フローリングの廊下それぞれ同じ条件のゴミを撒き、床の素材ごとのゴミの採れ具合を調べました。障害物ありの場合はテーブルの脚を囲むように紙片や食べかすを撒きました。

⑦寝室

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ベッドの枕元近くにゴミを撒くことで、ロボット掃除機がベッド下をきちんと出入りできるかも同時に観察しました。

[ゴミの種類]
①髪の毛

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床に落ちてるNo.1の髪の毛。エクステ用の人毛を約20cmにカットし、1本ずつ丁寧に計10本を全種類の床に散りばめました。

②粉末

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とくに畳の上で散らばると片づけが面倒な食品の粉末系。今回は市販のコーヒー粉を使用し、各エリアに3g撒きました。

③食べかす

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子どもの食べこぼしを想定し、ベビースターラーメンを約1~2cmに折り、1gを1セットとして散布しました。

④紙片

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髪の毛に次いで多い紙片ゴミ。シュレッダーで細長く裁断した紙を2.5cmにカットし、これを10枚1セットとして散りばめました。

⑤砂埃

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玄関や浴室などで多い砂埃。この検証のために砂をふるいにかけ、微粒な砂埃をつくりました。これをビーカーで0.01g単位まで計測し各エリアに1g散布しました。

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