無料の会員登録をすると
お気に入りができます

さっき払って後悔したそのATM手数料は、この方法で一年中タダになります。

ライフスタイル

銀行系のクレジットカードの最大のポイントは、ATMの時間外手数料が無料になること。ATM手数料を一度でも「高いな…」と感じた人には朗報ですね。このほかクレカとキャッシュカードを1枚にできるため、財布のスリム化にもつながります。今回は、お得に使える銀行系クレジットカードを、ランキング形式でご紹介します。

高瀬 央樹/Test by MONOQLO the MONEY

現金をよく引き出す人は銀行系クレカを作っておきましょう

picture

キャッシュレス化が進んでいるとはいえ、まだまだ銀行のATMで現金の預け入れや引き出しをする人は多く、時間帯によっては手数料を払ってまで利用する人もいます。その手数料は一回100~200円ですが、現在の利息を考えるとその金額を利息で作るのはとても難儀です。

銀行が発行しているクレジットカードは、ほかのクレジットカードと比べるとポイント還元率が低いので魅力薄と見られがちですが、ATMの時間外手数料が無料になるというメリットがあり、昼夜問わず頻繁にATMで現金を引き出す人にとっては魅力的な特典です。

picture

例えば、コンビニのATMで夜間に現金を下ろすと、毎回200円前後の手数料がかかってしまいます。月に4回利用すれば手数料は約800円。ポイント還元率1%のカードの場合、8万円以上利用してやっとプラスマイナスゼロです。

ATM時間外手数料をよく払ってると自覚している人は、メインバンクが発行しているクレジットカードは作っておいて損はないと言えるでしょう。手数料を無料にするには、普通預金の利用やインターネットサービスの契約が必要な場合もあれば、無条件な場合もあります。

picture

クレカとキャッシュカードを一体型にするのは、財布がスリムになるというメリットもあります。普段はクレカを使っていて、時々銀行で現金を下ろす必要があるのなら、2枚も持つ必要はないのです。

このように銀行系のクレカは還元率が低いとは言うものの、ほかのクレカにはない特典があるのです。

ほかのカードにはない特典が魅力的な銀行系カード

ATMの時間外手数料が無料になる以外にも、魅力的な特典がある銀行系クレカがあるのでご紹介します。

[銀行系クレカの魅力的な特典①:ポイント付与や金利がアップ]

picture

イオン銀行に口座を持つ場合、ぜひ作っておきたいのが「イオンカードセレクト」。保有している場合は年利最大0.15%と、定期預金並みの金利になるからです。イオン銀行の普通預金の通常年利が0.001%しかないことを考えると、持っているだけで、なんと150倍もの年利なるのです。また、「スーパーICカード Suica 三菱UFJ-VISA」は、クレジット決済のたびに三菱東京UFJポイントが貯まります。年間利用金額が50万円以上の場合、一般カードならプラス10%ポイント付与率がアップ。メイン口座として使うのなら、ポイントを貯めやすいカードと言えます。

[銀行系クレカの魅力的な特典②:デビットカード一体型にも特典あり]

picture

セブン銀行の「デビット付きキャッシュカード」は、加盟店で使うたびに、nanacoポイントが貯められるデビットカード。最大1.0%(2019年7月15日までは最大1.5%)でポイントが貯まります。nanaco一体型のほかに、すでに持っているnanacoにポイントを貯められる紐付型カードもあります。また、福岡銀行の「Debit+(デビットプラス)」は、公式アプリ「Wallet+(ウォレットプラス)」と併用することで、ポイントが貯まります。ポイントはPontaポイントやTポイントなどと交換することも可能。口座にキャッシュバックすることもできます。

以上のことを踏まえ、お得な銀行系クレジットカードのランキングを発表したいと思います。

ATMの手数料が24時間無料!イオンカードセレクト

picture

イオンカードセレクト
発行:イオンクレジットサービス
国際ブランド:Visa、JCB、Mastercard
年会費:無料
ポイント/還元率:ときめきポイント/0.5%
主な提携ポイント/交換最低条件:WAONポイント/1000P
主な電子マネーチャージ:WAON(0.5%)
旅行保険の最高補償額:なし

公式サイトで見る

1位に輝いたのは、イオン銀行のATMなら無条件で年間を通して24時間手数料が無料、何回でも利用できる「イオンカードセレクト」。ATMの設置台数も増加中なので使いやすく、時間帯によっては、手数料が無料になる提携銀行のATMが多いのも特徴。普通預金口座の金利が年利最大0.15%と定期預金並みにアップするのも魅力です。さらにイオン銀行口座間での振込なら手数料が1年中無料です!

また、所定時間内におけるみずほ銀行、三菱UFJ銀行、ゆうちょ銀行ATMでのイオン銀行口座の入出金手数料は最大5回まで無料になるなどイオン銀行に口座を持っているなら非常にメリットの大きいカードです。

銀行系なのにポイント還元率が高いみずほマイレージクラブカード/THE POINT

picture

みずほマイレージクラブカード/THE POINT
発行:オリエントコーポレーション
国際ブランド:Visa、Mastercard
年会費:無料
ポイント/還元率:オリコポイント/1%
主な提携ポイント/交換最低条件:Amazonギフト券/500P
主な電子マネーチャージ:iD(1%)
旅行保険の最高補償額:なし

公式サイトで見る

2位に選ばれたのは、銀行系のカードとしては還元率1%とかなり高めの「みずほマイレージクラブカード/THE POINT」。オリコモール経由でネットショッピングをすると、ポイント付与もあり、高還元率カードとしても優秀です。さらに貯まったポイントはAmazonギフト券やTポイント、Pontaポイントなどと交換できます。みずほ銀行でATM時間外手数料が無料なので、この点でもメイン口座として使うのなら大きなメリットになります。

三菱UFJ銀行でATM手数料無料スーパーICカード Suica 「三菱UFJ-VISA」

picture

スーパーICカード Suica 「三菱UFJ-VISA」
発行:三菱UFJ銀行
国際ブランド:Visa
年会費:無料
ポイント/還元率:三菱UFJポイント/0.5%
主な提携ポイント/交換最低条件:JALのマイル/100P
主な電子マネーチャージ:Suica(0.5%)
旅行保険の最高補償額:海外(利用)500万円

公式サイトで見る

3位にランクインしたのは、Suicaを一体型にできるスーパーICカード Suica 「三菱UFJ-VISA」。三菱UFJ銀行でATM時間外手数料が無料になります。また、提携先コンビニATM利用手数料は優遇適用期間中2回まで無料です。ただし、スーパー普通預金(メインバンク プラス)の利用など、やや条件が厳しめなことに注意しなければなりません。貯まった三菱UFJポイントは、200ポイントで1000円のキャッシュバックがあります。

メインバンクが三井住友銀行ならSMBC CARD クラシックカード

picture

SMBC CARD クラシックカード
発行:三井住友カード
国際ブランド:Visa
年会費:初年度無料、2年目以降1350円(年1回利用で無料)
ポイント/還元率:ワールドプレゼント/0.5%
主な提携ポイント/交換最低条件:WAONポイント/1P
主な電子マネーチャー ジ:iD(0.5%)
旅行保険の最高補償額:海外(利用)2000万円

4位もATMで時間外手数料無料が魅力の「SMBC CARD クラシックカード」。クレカ代金の引き落としなどの条件を満たせば、三井住友銀行のATMで時間外手数料が無料になります。コンビニのATMも月3回まで時間外手数料が無料。2年目以降は年会費がかかりますが、年1回の利用で無料となるため、ハードルは低めです。三井住友銀行がメインバンクなら、検討の余地アリでしょう。

オリジナルサイトで読む
記事に関するお問い合わせ