気になる彼と会話をしても一向に打ち解けた気がしないし、心を閉ざしていて本心が見えてこない……。いくら自分がオープンに話しても、彼が一切心を開いてくれないと、もしかして私のこと嫌いなの? と不安になりますよね。この記事では、心理カウンセラーの小日向るり子さんに、「心を閉ざす男性の特徴」について解説してもらいました。
小日向るり子
気になる男性と話をする関係にまではなれたけれど、どうも彼は本心を話していない気がする。そんな不安はありませんか?
自分をオープンに話す女性ほど、心を閉ざしているように見える男性の心理は気になりますよね。特に「脈アリかナシか」というところも非常に気になると思います。
今回は、心を閉ざす男性の心理とそうした男性への効果的なアプローチ方法を書いてみたいと思います。
「心を閉ざす」男性の特徴
それではまず「心を閉ざす」という状態がどういうものかを説明します。
「心を閉ざす」とは?
「心を閉ざす」とは、自分が感じていることや価値観などを他人に開示することをしない人のこと。心を固い殻で覆っている貝のような状態を指します。
言葉数が少ない人が多いですが、必ずしも全員がそうというわけではなく、話すけれど相手からすると本心を言っていないうわべだけの言葉だと透けて見えてしまう状態の人も指します。
「心を閉ざす」男性の特徴
無口
これは男性に限ったことではありませんが、無口な人が多いです。思っていないことを話すというのは難しいことですので、心の内を開示したくないという気持ちが強いと必然的に「何も話さない=無口」という状態になりがちです。
自分に自信がない
自分に自信がない人は、自分のことを話したら人からバカにされるのではないか、否定されるのではないか、と常にネガティブな予測に怯えています。
このようなタイプの男性は話す際に「自分が言うのはおこがましいですが」とか「もしかしたらまちがっているかもしれないけど」などと謙遜から入るといった特徴が見られることが多いです。
こだわりが強い
これは趣味という意味でのこだわりではなく、日常生活において自分だけの決まりごとが強いという意味でのこだわりです。他人には自分のこだわりを理解してもらえないことがわかっているため、次第に心を閉ざすようになります。
プライドが高い
自分を開示すれば批判や指摘をされることもあるでしょう。そうした場合に高いプライドは容易に傷ついてしまうため、自己開示をしなくなります。
しかし、プライドが高い人は「他人から見られている自分」を非常に意識しますので一見すると人当たりはいい人が多いです。
「心を閉ざす」男性の恋愛の特徴
言い合いやけんかになると黙る
彼らの心の根底に流れている価値観は「言わぬが花」です。つまり、心の内側を話して理解し合うよりも黙っているほうが物事はいい方向に進むと考えているのです。
したがって、お互いの意見を主張し合うような言い合いやけんかになると黙り込むことが多いです。
お試し行動をする
心を閉ざす理由が「自分に自信がない」という心理に起因している人の場合、恋愛関係になると彼女にお試し行動をします。
少しでも不安なことがあると「もう俺たち別れたほうがいいかもね」などと自分から別れを切りだしたり、彼女からの返信頻度が低くなると自分はそれ以上に返信を遅らせたり。そうして自分への愛情を確認せずにはいられないのです。