「腹筋女子」という言葉が流行っている昨今。いわゆる“腹筋”を構成するのは大きく分けると腹直筋、腹横筋、腹斜筋の3つの筋肉。でも仰向けになって上体を起こす一般的な腹筋運動で鍛えられるのは一部だけ。そのほかの腹筋を鍛えたいなら、いつものヨガポーズにアレンジを加えてみましょう。ポイントは「呼吸法」。効かせたい腹筋に合わせたポーズに呼吸法を組み合わせることで、効率的にトレーニングすることができるそう。教えてくれたのは、ヨガインストラクターの鈴木伸枝先生!今回は「腹斜筋」について。
ヨガジャーナル日本版編集部
HOW TO
①右脚が下、左脚が上になるように脚を組む。背筋を伸ばし、両手はカップハンドで床を軽くプッシュ。
photo by IKKEN URAKAWA
②右手で左膝を抱え、息を吐きながら上体を左にひねる。背筋は真っすぐ、肩は平行に。その姿勢でカパラバティを繰り返す。反対側も同様に行う。カパラバティで20呼吸行う。
POINT:背骨を伸ばして力強く呼吸!呼吸をするうち、背中が丸まりがちなので注意
photo by IKKEN URAKAWA
教えてくれたのは…鈴木伸枝先生
鈴木伸枝パーソナルヨガスタジオ主宰。不調に気づいて心身をベストコンディションに戻す、「調整力を引き出すヨガ」を教えている。ヨガインストラクターの育成にも携わり、1000名以上を輩出。
モデル…ソフィさん
CM、広告などで幅広く活躍中。日本で生まれ、高校・大学時代は父の母国であるオーストラリアで暮す。18歳でアシュタンガヨガと出会い、2018年にはRYT200を取得した。