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セリアがまさかの1位! 有名キッチンブランドを超えたその理由は…?[10製品比較]

100yen

別名「ターナー」とも呼ばれる調理器具の定番「フライ返し」。返すだけと侮るなかれ!その一手間に料理成功のカギがかかっているのです。素材もシリコンやステンレス、ナイロンなど色々な種類がある「フライ返し」。さらには100均やニトリ、OXOなどブランドもさまざまです。そこで、この中で一番使えるものは何なのか、実際に人気商品を料理のプロと一緒に比べてみました。

増田 乃律子/Test by LDK編集部

鉄鍋かステンレスならOK利用範囲が限られる「貝印」

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貝印
SELECT100 ターナー
実勢価格:680円
素材:ステンレス
耐熱温度:記載なし
ヘラの厚さ:0.24mm

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第9位は「貝印 SELECT100 ターナー」調理器具でおなじみの貝印ですが、ステンレス製というのがフライ返しとしてはマイナスでした。

四角いヘラで返しやすさはあるものの、傷つきやすいステンレスは相性の良いフライパンが少ないというのが致命的でした。

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返しやすさ:25点(40点満点)
返しやすさは悪くありません。ただ、テストで使用したホーローのフライパンでは傷がついてしまわないように気を配らなければならずスムーズに返せませんでした。

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お手入れ:7点(30点満点)
ステンレスは油汚れが落ちやすく洗いやすさはよいのですが、つなぎ目があるため汚れのつまりやサビが気になります。

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使い勝手:5点(30点満点)
ここでサーモスカメラを使った耐熱検証の出番です!

ステンレスの耐熱検証を行ったと冒頭でお伝えしましたが、このステンレス製品がまさにその対象となりました。持ち手もステンレスのフライ返しをそのままフライパンに置き熱を加えると…

当たっている部分が持ち手の裏側なので画像の色は変わりませんでしたが、触ってみると熱い! これでは使い勝手がいいとは言えません。利用する際、置きっ放しにするのは注意が必要になります。

極薄ステンレス「megumi fujii」フライパンの素材をきちんと選んで

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megumi fujii
ステンレス フレキシブルターナー
小 M-0105
実勢価格:1380円
素材:ステンレス
耐熱温度:記載なし
ヘラの厚さ:0.21mm

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最下位となってしまったのは、「megumi fujii ステンレス フレキシブルターナー」一体型でスプーンのような先の丸い形状のフライ返しです。

ステンレスで傷がつきやすい素材で万能さに欠けてしまう点に加え、丸いヘラ部分も小さく安定して返せないという部分が大きなマイナスなポイントとなりました。

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返しやすさ:10点(40点満点)
ヘラにしなりはあるものの面積が狭いため返しにくい! こちらは業務用商品のため、ステンレス鍋を利用することが多いレストランであれば相性が良いのかもしれません。

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お手入れ:5点(30点満点)
9位同様汚れの落ちやすいステンレスですが、つなぎ目があるのでそこが劣化につながる恐れがあります。

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使い勝手:4点(30点満点)

オールステンレスなので9位と同じように耐熱検証を行いました。こちらも同様に持ち手が熱くなってしまい残念な結果に。

放置しないことが前提でステンレスのフライパンや鍋であれば使えますが、ヘラが小さすぎるため活躍の出番は少ないかもしれません。

[まとめ]良いフライ返しを使えば料理中のストレスが減ります!

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いかがでしたか?フライ返しをランキング形式でご紹介しましたが、全体を見比べてみるとヘラにある程度の厚みが必要なことが検証によって明らかになりました。

また、返しやすさや形状も実際に使ってみることでよりその重要性がわかりましたね。

10選の中で最もバランスのよかった「セリアのフライ返し」は、ちょうどいいヘラの厚みがあって軽くストレスなく返すことができます。料理の失敗も防げるので試す価値アリですよ。購入予定の方はぜひ参考にしてみてくださいね。

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