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セリアがまさかの1位! 有名キッチンブランドを超えたその理由は…?[10製品比較]

100yen

別名「ターナー」とも呼ばれる調理器具の定番「フライ返し」。返すだけと侮るなかれ!その一手間に料理成功のカギがかかっているのです。素材もシリコンやステンレス、ナイロンなど色々な種類がある「フライ返し」。さらには100均やニトリ、OXOなどブランドもさまざまです。そこで、この中で一番使えるものは何なのか、実際に人気商品を料理のプロと一緒に比べてみました。

増田 乃律子/Test by LDK編集部

返しやすさはあるけれど…耐久性に難あり「ダイソー」

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ダイソー 
フライ返し
実勢価格:108円
素材:ポリプロピレン
耐熱温度:210℃
ヘラの厚さ:1.44mm

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第6位となったのは「ダイソー フライ返し」です。

他のフライ返しに比べ細長く三角に近いような形状で独特ですが、安定した返しやすさは高得点に。100均感が否めない耐久性の低い素材とお手入れのしにくさが大きなマイナスとなってしまいました。

返しやすさ:33点(40点満点)
画像の通り、大きなホットケーキを持ち上げられるほどの安定感! これなら楽に返すことができます。ヘラと持ち手に角度がなく最初の差し込みにくさがマイナスに。

お手入れ:10点(30点満点)
ヘラ部分に最も穴が多く、汚れのつまりやすさでいうとワースト1でした。光沢のあるプラスチック素材は油汚れの落ち具合も悪そうです。

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使い勝手:7点(30点満点)
軽さはあるのですが、ナイロンより耐久性が劣るポリプロピレンは、高熱のフライパンに少しの間置いておくだけでも溶けてしまいそうな材質でした。

スリット入りの丸型「マーナ」は溝が多くて返しにくい

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マーナ 
サイクルターナー
実勢価格:899円
素材:ナイロン
耐熱温度:200℃
ヘラの厚さ:1.44mm

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第7位は独特のデザインが特徴の「マーナ サイクルターナー」。スリットが細かく入ることで差し込みやすくなる仕組みのフライ返しです。

アイディアは良いのですが、こだわりであるスリット部分があらゆる面でマイナスとなってしまい残念な結果に。

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返しやすさ:10点(40点満点)
画像のように確かにしなりはよいのですがスリットの溝で食材が削れてしまいました。さらに、形が丸い上にスリットがあることで不安定さが増して返しにくいのが残念でした!

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お手入れ:16点(30点満点)
こちらもスリットがあることで丹念に洗わなければいけない部分が多く、手間が増えてしまいます。

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使い勝手:13点(30点満点)
隙間が開いていることで汁気が切れるのはハンバーグなどの焼き物には向いているかもしれません。ただ、厚みもなく薄すぎてヘラも小さく何よりスリットの効果が感じられませんでした。

ヘラの角度が急すぎる?返しにくさが残念「サンクラフト」

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サンクラフト
ナイロンミニターナー
GF-14B
実勢価格:540円
素材:グラスファイバー強化ナイロン
耐熱温度:250℃
ヘラの厚さ:0.85mm

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第8位は「サンクラフト ナイロンミニターナー 」です。シンプルなデザインで1位のセリアに似ているのですが、結果はこのように。

「返しやすさ」で最下位クラスになってしまったことがランクダウンの大きな要因に。一体型のため「お手入れ」ではポイントを稼いだものの、挽回するには至りませんでした。

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返しやすさ:5点(40点満点)
1位とデザインも似ているのに何が違うのか、それはヘラと持ち手の「角度」でした。直角とまではいかないものの、他のフライ返しと比べてもかなり急で、食材の下の中央部分まで入りません。これでは大きなものは安定せずうまく返せませんでした。

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お手入れ:20点(30点満点)
一体型で隙間もなくシンプルなデザインのため、洗いやすくお手入れはしやすいことから高めのポイントとなりました。

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使い勝手:13点(30点満点)
素材はグラスファイバー強化ナイロンと硬めのプラスチックで耐熱温度は250℃と熱に強い点はプラスになりました。角度があることで場所をとってしまい、収納の邪魔になってしまうこともマイナスに。

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