30代フリーター男性に対する世間の目
彼氏が30代フリーター男性だと、親や友達といった周囲の目は更に辛辣なものへとなるでしょう。一般的な30代男性と言えば、ある程度仕事でも責任感のあるポジションに就いて家庭を築くものというイメージが強いです。
だからこそ『30代でフリーターなのに結婚しちゃうんだ』と、周りの人達は綺麗事抜きで引いてしまうでしょう。もちろん本人同士が自分達の結婚生活に納得して幸せならそれで良いのです。
30代を超えたフリーター彼氏との結婚は、親の反対や周囲の人に傷つく事も多いでしょう。ですが、大切なのは本人達が幸せかどうかです。
彼女が正社員でいることへのプレッシャー
フリーター彼氏との結婚は、彼女に大きな負担がのしかかってしまうでしょう。自由や夢を求めるフリーター彼氏との結婚生活を維持するには、彼女が正社員としてバリバリ働き『家庭の経済力』とならなければなりませんよね。
そろそろ子供を持って落ち着きたいと思っても、フリーター彼氏は就職に後ろ向きでしょう。『結婚生活を安定させるために、私は一生正社員を辞められない』というプレッシャーに彼女の心理状態は参ってしまうかもしれません。
その時になって『結婚に対する両親の反対を聞いておけば良かった』と後悔しても遅いのです。
フリーター彼氏との結婚後のトラブル
フリーター彼氏との結婚を親が反対するには、もちろん明確な理由があります。やみくもに娘の結婚を反対している訳ではないのです。フリーター彼氏との結婚を反対するのは『結婚後のトラブル』を危惧しているから。
結婚は人生で最大の選択だと言える大きな分岐点。ここで親の反対にも耳を貸さず判断を誤ってしまうと、5年後、10年後にトラブルが生じた時に後悔している可能性があります。
結婚式を諦める
フリーター彼氏と結婚すると、結婚式を諦める覚悟が必要です。とくにお互いが30代同士だと、親に結婚式費用を出してもらおうなんて甘い考えにもなりませんよね。
自分達で結婚式費用を準備出来れば良いですが、フリーター彼氏との結婚生活を考えると貯金を多く残しておきたいのが本音でしょう。女性にとっては一生に一度のウエディングドレスと結婚式。
人生最大のイベントとも言える結婚式を諦める覚悟は、なかなか踏ん切りがつかないものです。
住宅ローンでトラブル
フリーター彼氏との結婚でトラブルになりやすいのが、マイホームを欲しいと思った時です。マイホームを持つ時に必要な住宅ローンは、夫がフリーターで妻の収入もそこそこだと、審査に通るのは難しいでしょう。
周りの反対を押し切って結婚したにも関わらず、周囲がマイホームを持ち始めた時期に『あなたがフリーターだからマイホームの夢も叶わない』という理由で夫婦間に亀裂が入るかもしれません。
親の反対を押し切ってフリーター彼氏と結婚する場合は、一般的な家庭のゆとりを諦める覚悟が必要でしょう。
子供が出来た時に後悔
フリーター彼氏との結婚後に待ち受けているトラブルは、子供が出来た時に痛感しやすいです。子供が出来て産休・育休に入らなければいけなくなった時、フリーター彼氏だけの収入でやっていけますか?
産休・育休はどんなに短くても数ヶ月間働けない期間があります。また、その間補える程の貯金は確保しているのか。出産にかかる費用や乳児期の子育てにかかる費用はどう捻出するのか。
子供が出来ても就職に後ろ向きな男性の態度がキッカケでトラブルとなる事は十分考えられる事です。
フリーター彼氏との結婚生活の現実まとめ
フリーター彼氏との結婚は、よほど大きな愛情がなければ踏み切るべきではありません。親や周りの友達が反対しているなら、その『反対理由』にきちんと耳を傾けるべきです。
周囲にどんなに反対されてもそれでも結婚を諦められないのであれば、今後の人生をかけてフリーター彼氏をサポートしていく覚悟を持つ必要があります。
フリーター彼氏との結婚を意識した時は、無理に夢を描くのではなく結婚生活の現実を深く考え慎重になるべきなのです。