ボタンを押すだけで色の切り替えができる3色ボールペン。複数のペンを持ち替える手間が省けるので、仕事の会議や手帳のスケジュール管理に、1本持っておくと便利です。ただ、便利さだけでなく、書き味やインクののりもこだわりたいもの。今回は人気メーカーの8本を実際に使い比べてみました。満足のいく1本が見つかるはずです!
増田 乃律子/Test by LDK編集部
仕事・勉強に便利な3色ボールペンより使いやすいのはどれ?
基本の黒に加えて、赤や青が一本で出せる3色ボールペン。チェックしたいところ、目立たせたいところは瞬時に色を変えて書くことができるので、仕事や勉強などに大変便利です。
3色ボールペンとひとくちに言っても、売り場には沢山の種類の製品が売られています。本格的な使い勝手を追求したものが多く販売され、その場ではなかなか選びにくいのも事実です。
そこで今回は、各社人気の3色ボールペンを集め、文房具のプロに実際に使い比べてもらいました。
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3色ボールペン8製品をテストインクの種類や使い勝手に大きな差
現在人気を集めている3色ボールペンは、製品によって油性・低粘度油性・水性・ゲル(ジェル)・エマルジョンなど粘度が異なるインクが使われており、それぞれインクのりも違います。
今回は、黒・赤・青の3色がセットになっている3色ボールペン8製品と、芯を選べるカスタマイズペン3製品を集めて実際に使ってみました。
その上で、書き味、インクのり、デザインの3項目をチェック。それぞれ、5段階の星で採点し、S~Cまでの4段階で総合評価しました。
それでは早速、ランキングをご覧ください!
シンプルで高見えするデザイン書き味も抜群のサラサ3B
ゼブラ
サラサ3B 0.5mm
購入価格:438円
▼テスト結果
総合評価:S
ジェルインクならではの発色の良さで、鮮やかな色でサラサラと書けるボールペン。クリップ部分のデザインに高級感があり、ペンケースに忍ばせておくと活躍すること間違いなしです。
鮮やかな色合いで書き味も最高です。インクが途切れることなく、書くことができました。
水性顔料を使用しているので、スルスルと滑るようななめらかな書き味。耐水性もありにじみにも強いです。
銀色の光沢があるクリップデザインで高級感あり。ノートやポケットにはさみやすく実用性十分です。
油性インクとは思えない滑らかさ書き味抜群のジェットストリーム
三菱鉛筆
ジェットストリーム
3色ボールペン 0.5mm
購入価格:307円
▼テスト結果
総合評価:A
3色ボールペンでもとりわけ人気の高いジェットストリーム。モニターのなかでも所有率が多かった製品です。芯計が0.38~1.0mmまで4サイズあるのも、愛用者が多い理由です。
低粘度インクの先駆けとあって、そのなめらかな書き味は油性ボールペンのなかではダントツでした。
油性特有の紙にカリカリとひっかかる感じがまったくなく、ヌルヌルとペン先を走らせることができます。かすれやインクだまりとも無縁です。油性ボールペンが欲しい場合は、まず間違いのない選択といえるでしょう。