4.2週間で、スポンジの勝負を決めろ!
最後に第4の刺客、スポンジや台ふきんです。実際、ここが汚い家が多く、蛇口やストレーナー以上に最近気になっています。じつはこれも悪臭の原因になっていたりします。
例えば、スポンジはどれくらいの周期で変えていますか?
――1か月くらい……でしょうか。
「1か月くらいかな~」なんて答える人に限って、もっと長い間取り取りかえていなかったりします(笑)。
家族構成や自炊の頻度、油ものが多いか、ヘルシー思考なのかなど、状況によってスポンジなどの周期は変わりますが、目安として2週間たったら、一度そのスポンジの形状チェックをして勝負をつけてみてください。
――勝負ですか!?なるほど、「負け」はどのような状態ですか?
「泡が立ちづらくなった」「ちぎれている」「持ち具合が変わってきたな」など、何か変化があったら、それはスポンジ交換のサインです。2週間たってチェックした日から、1カ月の間に勝負をつけましょう。
勝負がつき、捨てる場合は「お掃除グッズ」にしても良いです。花道を作ってあげるみたいなイメージで、ね。
スポンジの保管方法で最も良くないのは、泡を残したまま置いていること。除菌洗剤を使っているからと、スポンジほどきれいなものはないと信じていませんか?
この中の方には食べ残しや油のカスが入っていたりするので、よくすすいで絞って通期の良いところに置いておきましょう。
さらに台ふきん。包丁で指を切ってしまった時など、台ふきんで傷口をふいたりしていませんか?そんな危険なことはありません。
台ふきんは、酢水に1晩つけておきましょう。
――酢水とは?
ボウルに、酢1に対して水9の割合で混ぜ、酢水をつくります。汚れがひどい時には5:5でも良いです。酢にはぬめりやニオイを取る効果があるんです。取り出したら水ですすぎ、固く絞って乾かしましょう。
水分のあるところにカビは必ずいます。今この部屋にも。
カビや汚れは「お顔のシミ」と一緒で、見えたらおしまいです。見えないうちに手当てをすることが大事。それによって長持ちしたり、掃除の手間暇やコスト削減、節約にもなります。
人生何でも、見えてからでは遅いんです。愛も見たくなったら、おしまいです。
――お、恐ろしいです……(笑)ありがとうございました!
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画像協力:ハンズデザイン一級建築士事務所
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