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ガチ検証で発見! 最大震度7にも耐えられたおすすめ耐震グッズ6選

ライフスタイル

日本は「地震大国」と言われますが、近年は最大震度5強以上の地震が頻繁に起こっています。地震で恐ろしいのは、確度の高い予測が難しく、いつなんとき起こるのかわからないこと。そのために今からの備えは万全にしておきたいですね。そこで今回はさまざまな防災用品のなかから、事前準備に大切な耐震グッズをご紹介します。

高瀬 央樹/Test by MONOQLO編集部

商品写真をクリックすると購入ページに移動します。

人力で地震を再現して本当に揺れに強いアイテムを検証

近い将来、南海トラフ巨大地震や首都直下型地震が起こると言われている、地震大国の日本。私たちは常に防災の意識を持っておきたいものです。

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例えば地震によって大きな家具が転倒すると、逃げ道を塞いだりケガをしたりしてしまいます。最悪の場合、下敷きになって亡くなってしまうことも……。また、食器が割れてガラス片が家中いたるところに散乱したらと思うと、ゾッとしますよね。そのような事態に備えるための家具などに対応した耐震グッズを準備していますか?

そうはいっても「耐震グッズの知識などなく、何を選べばよいかわからない」という人もいるでしょう。そこで、MONOQLO編集部が耐震グッズ6製品をセレクトし、検証を行いました。

[検証方法]

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検証のため、地震の揺れを人工的に起こせる起震車を用意。その上に約1㎡ 四方、高さ約2mの空間を木枠で設営。そこに耐震グッズをつけたディスプレイや本棚を設置して、実際の部屋を再現しました。

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本物の地震を再現するため、震度6弱、6強、7の3段階で各15秒間ずつ揺らし、どの程度耐えうるかテスト。なお、本当の地震ではないので参考程度となりますが、ひとつの目安にしていただければと思います。

それでは、テスト結果を踏まえ、編集部厳選の転倒・転落防止グッズ6選をご紹介します。

震度7でも床ズレしない!「突ぱり耐震ポールミニ」

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平安伸銅工業
突ぱり耐震ポール
ミニ(2本入)
実勢価格:1294円
取り付け高さ:27~35cm
パイプ径:直径2.5~2.9cm

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「突ぱり耐震ポールミニ」は見た目は普通のつっぱり棒ですが、天井と家具を広い接地面と強力な滑り止めで、がっちりガードしてくれます。また1本売りの製品が多いなかで、2本入で1500円以内とコスパ面でも優秀です。

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天井と家具の天面にかませて固定するタイプなので、天井や家具を痛めません。取り付けはスライド式で固定するだけ。接地面は幅7.2 × 奥行21.2cm と広めで、滑り止めもついているので安定感があります。

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種類は超ミニからLLまで5種類あり、天井の高さに応じて選べます。耐圧はいずれも200kgで、"もしも"のときも安心です。

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震度7相当の揺れで試したところ、何の備えもない状態では、本棚は本を落としながら転倒。耐震ポールを設置していれば、本こそ落ちるものの棚は倒れませんでした。そのうえ、床ズレもゼロでした!

震度7相当でも本が落ちない!張るだけ予防の「落下防止テープ」

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3M
落下抑制テープ 書棚用
実勢価格:829円
サイズ:25mm×1.8m

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本棚はガッチリ固定していても、中の本はどうでしょう? 3M「落下抑制テープ」は、貼るだけで本やファイルの転落を抑制してくれます。厚さはわずか0.3mmと、本の取り出しに支障をきたすこともありません。

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棚の前端に張って、揺らしてみると……。

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結果は一目りょう然。テープを張っておけばズレ落ちる気配がまったくありません! 半透明で目立たないので、オシャレな部屋でも違和感なく使えます。

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