ここ数年、ダイエットの主流になりつつある糖質制限。炭水化物を抜いたり、調味料に気を付けたりとさまざまな方法がありますが、なかなかむずかしいのも事実。無印良品から発売されている「糖質10g以下シリーズ」から、カレーをチョイスし、その味わいと満足度を確かめてみました。
muccinpurin
糖質制限中でも食べられるカレー発見!
今回ご紹介する無印良品の「糖質10g以下のカレー」は、 “もっと簡単に、糖質を意識できないだろうか……” という無印良品の思いから生まれたシリーズ。
3種類発売されているシリーズのなかかから、「キーマカレー」と「欧風カレー」をチョイスし、万年ダイエッターの筆者がその味わいと満足度をレポートします。
「糖質10g以下」が実現する理由とは?
無印良品の「糖質10g以下シリーズ」は、どうやって糖質を抑えているか気になりますよね。
その理由が、無印良品のホームページに掲載されていました。
1. 小麦粉の代わりにおからペーストでとろみ付け
あまり意識しないかもしれませんが、小麦粉って糖質が高いんです。カレーのとろみの素となる小麦粉を減らすことで、糖質を抑える作戦です。
小麦粉の代わりにとろみ付けに使われているのが、おからペースト。本物のカレーと変わらない、見事なとろみで満足感もアップ!
2. 食感のある具材でかさ増し!
今回試食した「欧風カレー」には、ごろごろとした牛肉の代わりにマッシュルームとひらたけが使われていました。一般的に欧風カレーに使われるにんじん、じゃがいもは糖質が高め。その代わりにきのこを使ってボリュームを出しているようです。
さらに「キーマカレー」には角切りのたけのこを入れることで、食感の変化と食べ応えのアップにつなげています。
欧風ビーフカレー(101kcal/糖質6.45g)
「欧風ビーフカレー」350円(税込)
まず試食したのは「欧風ビーフカレー」。パッケージ写真からして、いつも食べているカレーとなんら変わらない印象です。
辛さの目安は5段階の3で中辛。無印良品のほかのカレーが1人前180gなのに対して、こちらはちょっと控えめの150g。それでも、糖質制限中にカレーを食べられるなら、減量中の気分転換にもなりそうですよね。
カロリーは1食(150g)で101kcalなので、無印良品で販売されているビーフカレー(180g)186kcalの約半分ということになりますね。
ゴロゴロお肉ときのこに大満足!
パッケージのまま5~7分ほど湯煎にかけるか、器に移してラップをかけ、500wのレンジで約2分温めます。
器に移したカレーには、パッケージ写真通りのゴロゴロとしたお肉がたっぷり。なんとなく、「お肉が少ないんじゃないかな……」と思っていたので、これはサプライズです♪ やっぱり、カレーはお肉がなくっちゃ!
お肉の多さに、どこをすくってもお肉が口に入るという、なんとも幸せなカレー。辛さはパッケージの表示通り、そこまで辛くありません。これなら、子どもや辛い物が苦手な方でも安心して食べられそう。
全体的に甘みが控えめな気がしますが、スパイスの香りが立っていて、さらっと食べやすい印象です。
そして、特筆すべきがマッシュルームとひらたけの食感。ビーフシチューやハッシュドビーフではきのこをよく使いますが、筆者個人的にカレーとの組み合わせはとても新鮮でした。
ところが、このシャキシャキ感がカレーのいいアクセントになって、同時に食べ応えもアップ。カロリーが低いことでも知られるきのこ、カレーでもいい仕事をしてくれていました。