自分の感情などを素直に伝えて自己開示することは「あなたに心を開いていますよ」という態度を示すことでもあります。
本心がわからない人、裏表がありそうな人はなかなか信用できませんよね。
自己開示すると本心がわかるので安心感を与え、信用されるようになります。
初対面でも警戒心を解きやすくなり、慎重な人も心を許しやすくなるのがメリット。
コミュニケーションが円滑になるでしょう。
相手に心を開いてほしいなら、まずは自分が開くこと。
上手に自己開示できるとコミュニケーション能力を高められます。
キーポイントは、素直さと誠実さです。
自分を大きく見せようと虚勢を張ると見破られ、あまりいい印象を与えません。
素直に自分の気持ちを伝える誠実さを持って接し、ありのままの自分を見せるようにしましょう。
(5)人見知りしない
人見知りすると相手との間に距離が生まれてしまい、なかなか会話が弾みません。
一方、人見知りせず、相手とおしゃべりを楽しめる人はコミュニケーションがスムーズです。
コミュニケーション能力を高めるなら人見知りを克服する必要があるでしょう。
だれしも初対面のときは多少緊張しているものです。
自分だけが緊張していると思わず、相手も自分と同じだと考えて「せっかくの場だから楽しもう」という意識を持つのが人見知り克服のカギ。
会話に困ったら、趣味や得意なことを聞いて共通点を探してみるのがおすすめです。
簡単にできる。コミュニケーション能力を高める秘訣
コミュニケーション能力を高める秘訣をご紹介します。
すぐに実践できるものばかりなので、ひとつずつ試してみましょう。
(1)話を最後まで聞く
コミュニケーション能力の要である聞く力を養うために、聞き上手になりましょう。
まずは傾聴力を身につけるのがおすすめです。
傾聴とは、相手の立場に立って耳を傾けること。
自分がどう思うかはいったん置いておき、相手の感情に寄り添って話を聞きます。
そして相手をありのまま受け入れることによって傾聴が成立するのです。
相手の意見が自分の意見とちがっていると否定したくなりますよね。
でも、相手の話をさえぎって自分の意見を主張するのは傾聴とはいえません。
まずは相手の話を最後まで聞いて、一度受け入れましょう。
相手の目線や姿勢にも注目して、どんな気持ちで話しているのか気を配りながら話を聞くと、さらにコミュニケーションが円滑になります。