(2)相づち上手になる
聞き上手は相づち上手。
相づちは相手に関心がある証拠ですから、話し手を安心させる力があります。
相手の気持ちに寄り添うテクニックを取り入れて、相づち上手になりましょう。
相づちが苦手な人は、ぜひオウム返しを試してみてください。
すべて繰り返す必要はないので「サッカーが好きなんだ」「サッカーですか」というように、キーワードを繰り返すだけでも大丈夫。
相手の発言をスムーズに促すことができ、会話が盛り上がります。
あるいは「おすすめのサッカー選手はいますか?」など、詳しく掘り下げるのもひとつのテクニックです。
相手の話を促しつつ、こちらが興味を持っている様子も伝わって心の壁を取り払うきっかけにもなります。
(3)相手を受け入れる
相手に対してネガティブなイメージを持っていると、マイナスな感情が少なからず態度に出てしまってコミュニケーションの邪魔になります。
完璧な人間はいませんから、できる限り相手を受け入れられる度量を持つようにしましょう。
受け入れるコツは、自分の感情ではなく相手の感情に注目し、理解することです。
「自分が相手の立場だったらどう思うだろう」と想像してみてください。
どうしても理解できないときは無理に肯定しなくていいので、「この人はそう感じているんだ」と事実だけ受け入れるようにしましょう。
うまくいかないときは「他人は変えられない」と考えるのがポイント。
ネガティブな感情を上手に受け流せるようになりますよ。
(4)美点凝視する
相手を受け入れるには、美点凝視のスキルも求められます。
美点凝視とは相手のいいところを見つけ、それを相手に伝えること。
リーダーに求められるスキルとして人事系の研修でもよく取り上げられるほど、人間関係を構築するときにプラスに働きます。
美点凝視ができるとポジティブな見方ができ、明るいコミュニケーションができるのも大きなメリット。
相手の長所をたくさん見つけられるので、多少短所があっても受け入れられるようになります。
特に相手が自覚していない長所を見つけて伝えると「自分のことをよく見ているんだな」という印象を与え、好感度がアップしますよ。