(4)愛情深くて親切
愛情深い人は人間関係が豊かで、他者にも親切です。
実は親切さとポジティブさには相関関係があり、親切な人はポジティブな感情を抱きやすいといわれています。
愛情深く人に親切にできる人はポジティブな気持ちが芽生えやすく、前向きなプラス思考になりやすいのです。
ポイントは、意図して親切にすることです。
意外かもしれませんが、自分の親切な行動を認識したほうが、自己肯定感が高まってポジティブになり、プラス思考に近づけるのです。
愛情深い人は「親切にしよう!」という意識が芽生えやすく、結果としてプラス思考の人が多い傾向があります。
「マイナス思考」を改善するには? 「プラス思考」になれる習慣
プラス思考になれる習慣を4つご紹介します。
どれも自分の意識次第で実践できる簡単なものばかりなので、日常に取り入れて習慣にしましょう。
(1)出来事にプラスの意味づけをする
つらい出来事や悲しい出来事があったとき、どうしても気持ちは塞ぎがちになります。
ネガティブな感情を無理に打ち消す必要はないので、その出来事に少しでもプラスの意味を見出しましょう。
悲惨な事件や事故に遭った人のなかでも、プラスの意味づけがほんの少しだけでもできた人は立ち直りが早い傾向があります。
過去に感謝したり、明るい未来に期待したり、その出来事を乗り越えた自分を想像したりと、わずかでも気持ちが明るくなるような行動をとりましょう。
日ごろの些細な出来事にもプラスの意味づけをする習慣をつけると、プラス思考が定着します。
自分の人生の目標を立てると、些細な出来事にもプラスの意味づけがしやすくなります。
まずは、人生の羅針盤となる目標を立ててはいかがでしょうか。
(2)楽しい出来事を満喫する
プラスの意味づけと同じくらい、プラスの要素を十分に満喫するのも大事です。
プラスの出来事、つまりポジティブな出来事を満喫すると、心もポジティブになり、プラス思考になっていきます。
マイナス思考の人は、何かいいことが起きても「運がよかっただけ」「たまたまうまくいっただけ」「次は悪いことが起きるにちがいない」と喜びの感情を押し殺すネガティブな思考パターンに陥りがちです。
そうすると、せっかくいいことが起きても素直に喜べず、プラス思考になれません。
いいことが起きたら、素直にその出来事を喜びましょう。
十分にワクワクした気持ちを満喫し、終わってからものんびり余韻に浸ってください。
頭で考えずに、心で楽しむのです。
楽しい出来事を満喫する習慣がつけば、ポジティブなプラス思考になれます。