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プレーンなデザインの美しさ閉じているのに光が抜ける主張をしない、普遍の住まい

インテリア

和にモダンを融合させて祖父、叔母が暮らした土地に新居を建てることになったSさんご一家。建築家を探す中で、デザインライフ設計室の青木律典さんに出会う。

もともと北欧好きで、「かもめ食堂」を観てさらにはまったという妻。北欧の食器などがずらりと並ぶ。

隣家の視線を避けるため、窓の外にルーバーを設置。吊り棚の底面は、洗いものをそのまま置くことができるよう工夫されている。

パントリーには、これまでに買い集めた北欧雑貨、本、テレビもあり、趣味の部屋として籠って過ごすこともできるスペースとなっている。

玄関を開けると現れる扉は、夫の仕事場への入り口。目立たない取っ手を選んであえてプレーンに。

天井高と開口からの光で狭さを解消した仕事部屋。無印良品のファイルケースに合わせて棚を造作。

1階の主寝室は天井を2フロア分の高さにして、ハシゴであがるロフトを設けた。2階リビングと接する壁には、障子の窓も設けている。

2部屋並んで設計されている子ども部屋は、造作の机の間をあえてオープンに。いずれ仕切って使うことも可能。

「住み心地がいいのは、やはり建築家さんと感覚が合うからでしょうね。気づかないけれど縦の線、横の線が何気なく同じラインに揃えられていて、すっきりと収まっているところなどに居心地の良さを感じます」。
例えばリビングと吹き抜けのホールの間の仕切りは、階段の90cmの高さの手すりから連続。さらに、それに連なるように障子の桟やスリット窓の高さも設定されている。細かなところのこだわりが、無駄のない空間を生んでいる。
「夫婦ともすっきりとした空間が好きなんです。北欧デザインが好きなのも、主張のない普遍的なデザインに惹かれるから。この家にも普遍的な魅力を感じます」。

隣家との距離が近い南側は、あえてスリット状の開口に。右側の開口部は、1階の主寝室とつながっている。閉めると障子に。壁はすべて床から少し浮かせることで劣化を防ぎつつ、デザイン性を高めている。

フィンランドの蚤の市で購入したアラビアのプレートなどを飾る。

リビングで寛ぐことも多いご一家。スピーカーは埋め込みに、テレビは壁付けにしてすっきりと。テレビ下の収納は、壁の向こう側のパントリーの空間を活用して奥行きを取り、リビング側はすっきりと薄いデザインに。

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