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疲れをためない!女性専門ドクターが教える「本当に眠くなるカンタン呼吸法」とは

こんにちは、ヨムーノ編集部です。

いつも頭痛やめまいに悩まされている、駅の階段で息が切れる、とにかく忙しくて休む時間がない……。その疲労感、じつは脳の勘違いかもしれません。疲れが消えて、心も体も軽くなる秘密、教えます

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ここでは、NHK「ガッテン!」、日本テレビ「世界一受けたい授業」など肥満治療評論家・漢方治療評論家として出演している工藤孝文著者「疲れない大百科 - 女性専門の疲労外来ドクターが教える - (美人開花シリーズ)」(出版社:ワニブックス)から一部抜粋してご紹介します。

「朝の一杯の牛乳」で、快眠の質を上げる

睡眠ホルモン「メラトニン」のスゴい効果

「寝る前にホットミルクを飲むとよく眠れる」という話は有名ですが、じつは朝こそ牛乳を飲んでおくべき!

これは睡眠ホルモン「メラトニン」のもととなるトリプトファン(アミノ酸の一種)が牛乳に含まれているためです。

なぜ朝に飲むのかといえば、トリプトファンは14~16時間かけて、セロトニン(神経伝達物質)からメラトニンへと変換されるから。朝に飲んでおくと寝るまでにちょうどメラトニンに変換されて、質のよい睡眠に導いてくれるのです。

朝の納豆やバナナもおすすめ

このメラトニンのもととなるトリプトファンは、牛乳以外にもさまざまな食材に含まれています。

たとえば、魚や肉、大豆食品、卵、ナッツ、バナナなどタンパク質を多く含む食材です。これらを朝に食べておくことで、牛乳と同様、夜までにメラトニンの生成を助けてくれます。

とくに朝の納豆は、手軽さや栄養の面でもおすすめ。
タンパク質不足は睡眠に悪影響を及ぼすので、日頃からしっかり食べるようにしましょう。

ウソみたいだけど、本当に眠くなる。眠気を誘う、吹きもどし睡眠法

吹きもどしで腹式呼吸がかんたんに!

不眠の患者さんにおすすめしているのが、「吹きもどし」。
吹くだけで自然と腹式呼吸ができるので眠気を誘います。

腹式呼吸は肺の下にある横隔膜を上下させ、(横隔膜に密集している)自律神経を刺激するので副交感神経を優位にして入眠を助けてくれるのです。

寝る直前、ベッドに入った状態で行いましょう。
吹きもどしは100円ショップなどで手に入れられますが、手元にない場合は、仰向けに寝ておなかに辞書などの重い本を載せ、本が上下するように呼吸してみるとよいでしょう

今日からできる4・7・8呼吸法

もう一つ、簡単に腹式呼吸ができる呼吸法をご紹介します。
今話題の「4・7・8呼吸法」です。

やり方はとても簡単。
口を閉じて4秒かけて息をゆっくりと吸い込み、息を止めて7つ数えます。

次に8秒かけて口からゆっくり息を吐ききります。
寝る前にこれを3回繰り返すだけで自然と眠くなります。

腹式呼吸は血流をよくし、冷えやむくみ、便秘の解消にもなるので美容効果も抜群。
日中に疲労を感じたときにも有効なので、覚えておくと便利です。

疲れない大百科 女性専門の疲労外来ドクターが教える (美人開花シリーズ) [ 工藤孝文 ]
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