調理テスト2「鶏胸肉のサラダチキン」
ヘルシオ ホットクック
調理時間:60分23秒
60℃で1時間加熱。しっとりして、中もふんわり仕上がり、低温調理のよさが出ていました。
ホットクックは35℃から90℃まで1℃刻みで調節できるので低温調理もカンタンです。これ1台で自家製ヨーグルトなどの発酵食品も作れます。
電気圧力なべ SR-MP300
調理時間:60分12秒
「低温70℃」で1時間調理。中央はしっとりしていましたが、端がややパサついていました。
SR-MP300にも「低温調理機能」が付いていますが、70℃と85℃の2段階しかないので、一般的な低温調理機よりも熱が入りすぎてしまうきらいがあります。また、圧力鍋なので、ヨーグルトなどの発酵食品作りには対応していません。
調理テスト3「カレー」
ヘルシオ ホットクック
調理時間:49分32秒
「まぜ技ユニット」をフタの内側に取り付け、具材とルーを鍋に入れます。そして本機にあらかじめ設定されている自動調理メニューの中から「ビーフカレー」を選んでスイッチON!程よい力でかき混ぜながら調理してくれるので焦げ付くこともありません。
ジャガイモは煮崩れることなくホクホクな仕上がりになり、お肉もとてもやわらかくなりました。
電気圧力なべ SR-MP300
調理時間:40分32秒
本機にあらかじめ設定されている自動調理メニューの中から「カレー」を選択。「自動調理」となっていますが、実際のところは“半自動”といった感じです。最初に具材のみを加圧調理し、ルーを投入して自分でかき混ぜながら「煮込み」の作業を行う必要があります。
手動でかき混ぜるので、ジャガイモなどの具材は煮崩れて形がなくなってしまいました。
調理テスト4「サバみそ」
ヘルシオ ホットクック
調理時間:19分16秒
材料をすべて鍋に入れ、自動調理メニューの中から「さばのみそ煮」を選択。あとはスタートボタンを押すだけでOKです。身ほぐれがよく、おいしく仕上がりましたが、サバの背の部分にややパサつきが感じられました。
電気圧力なべ SR-MP300
調理時間:16分25秒
圧力調理3分+煮込み調理10分で、しっとりフワフワな「サバみそ」が完成! 身ほぐれもバツグンで、これは圧力調理ならではという感じでした。
「ヘルシオ ホットクック」と「電気圧力なべ SR-MP300」の調理対決は以上です。
ご覧の通りホットクックとSR-MP300では得意とすることが異なるのので、単純に優劣を決めることはできません。
あまり手間をかけたくない、1台でいろんなメニューが作れるものがいいという方は「ホットクック」、多少の手間は厭わないから煮魚などをおいしく仕上げたいという方は「SR-MP300」を選ぶといいのではないでしょうか。電気調理鍋選びに迷ったら参考にしてみてください。