エラスチンの種類と摂取法
エラスチンは、カツオ・ヒラメ・タラなどの魚や、ブタの血管組織から抽出して作る貴重な成分。5年ほど前からサプリメントや美容液などに配合されるようになりました。
ガイドは、エラスチンも含まれているコラーゲンドリンクやスキンケア製品を、一石二鳥の相乗効果を期待して使っています。
コラーゲンとエラスチンは共同体のように絡み合って、コラーゲンを含む手羽先や豚足、軟骨などにはエラスチンも含まれているので、食事から摂ることもできます。ちなみにガイドの場合、肌のプリプリ感を取り戻したいときは、迷わず手羽先の塩焼きにレモン汁をたっぷり絞って食べています。
アンチエイジングの成分4:レチノール(ビタミンA)とは?
毛穴の目立ちを防ぎ、キメを整えるのはレチノール
レチノールはビタミンAの別名で、ビタミンAは、体のサビを作る活性酸素を減らしたり、炎症を防いだり、皮膚や粘膜を強化したり、目の疲れを改善することで知られています。
肌ではニキビや肌荒れを改善したり、皮膚の細胞分裂を活発にして肌代謝の遅れを改善したり、キメを整える働きがあり、アメリカでは医療用としてニキビ治療や肌老化の治療薬として普及しています。
年齢を重ねるごとに体のサビを作る活性酸素が発生してしまいます。それを早めに除去するためにも、レチノールは重要な成分です。
レチノール(ビタミンA)の種類と摂取法
野菜に含まれるビタミンAはβカロチンと呼ばれ、βカロチンがビタミンAとして働くためには、油が必要なので、緑黄色野菜は油で炒めたり、油をかけて食べると、ビタミンAを上手に吸収できます。ほかにもビタミンAは、ウナギやレバーなどに含まれます。
レチノールの美肌効果を高めるために開発されたレチノイン酸は、レチノールよりも老化肌トラブルへの改善効果が高く、シミ、シワや毛穴、ニキビ跡を目立たなくするほか、皮脂の分泌を抑えてオイリー肌のテカリなどを改善します。
ガイドが皆さんに注意してほしいポイントは、レチノイン酸は効果が高いだけに、ヒリヒリ感、皮むけ、赤みが出るので、肌の弱い人は特に注意が必要。医師の指示に従って使用することです。
ガイドの場合、レチノールは毛穴が気になる部分に厚めに塗って寝ます。また、パックやスクラブ、酵素洗顔、イオンスチーム美顔器で毛穴の掃除をした後に毛穴に塗り込んで寝ると、毛穴が小さく目立たなくなって、とっても助かります。
もちろん日頃から、ニンジンや春菊などのビタミンAを含む野菜を食べたり、肌が疲れているなと感じたら、ウナギやレバーなどビタミンAたっぷりのスタミナ食を食べるようにしています。
アンチエイジングの成分5:ビタミンCとは?
紫外線によるダメージ修復や活性細胞にはビタミンC
ビタミンCは、老化やストレスで体全体に発生した活性酸素を取り除く強力な抗酸化力を持っています。
さらに紫外線の刺激でできるメラニン色素の生成を抑制したり、余分な皮脂の分泌を抑えたり、コラーゲンを生み出す力を高めたり、肌荒れやニキビを予防する美肌効果もあります。
ビタミンCは、年齢とともに増える体のサビを予防したり、修復するのに欠かせないアンチエイジング成分です。
たくさんのアンチエイジング効果を持つビタミンCですが、実は非常に不安定で、空気に触れるとすぐに酸化してしまいます。また肌から浸透しにくく、肌に塗ったまま時間が経つと酸化して、肌にダメージを与えてしまうこともあります。
ビタミンCは体内に余分に溜め込んでおくことができず、すぐ体の外に排出されるため、不足しがちなのです。
ビタミンCの種類と摂取法
不安定で肌からの吸収が悪いビタミンCを改良したのが、「ビタミンC誘導体」です。ビタミンC誘導体は、ビタミンCの主成分を安定させ、肌への吸収力も高め、酸化しにくくしたもので、美容液や美白剤に配合されることが増えている注目の成分です。
ビタミンC誘導体は、さっぱりした水溶性とこってりして保湿力と浸透力の高い脂溶性があります。ガイドの場合、朝の化粧水は水溶性ビタミンCでさっぱりと済まし、夜の美容液は脂溶性でたっぷりとビタミンCを浸透させて、昼にできた活性酸素をお掃除。サビのない肌を心がけています。
ビタミンCは、果物や野菜に含まれるほか、サプリメントでも手軽に摂取できます。
風邪をひきそうなときや元気がないとき、肌荒れが気になるときや、焼肉などを食べ過ぎて皮脂が過剰に分泌されニキビや肌荒れを起こさないためにも、ビタミンCのサプリメントを1日3~5回に分けて少しずつのんだり、果物や野菜を多めにして、たっぷりと補給しています。