甘いケチャップ味のチキンライスといえば、お子様ランチのテッパン!クリスマスやハロウィンなどのイベントにも欠かせないメニューです。作り方も炊飯器で炊いたり、レンジで加熱したりとひと工夫。お子さんも大好きなチキンライスの基本レシピとアレンジをご紹介します。
知るほど奥が深い!チキンライスとは
赤いケチャップ味のチキンライスは、日本発祥の洋食だとご存知ですか?元々は大正時代に「チッケンライス」と呼ばれた、鶏肉や野菜加えて炊いた西洋風の炊き込みご飯。当時は味付けにケチャップを使用していませんでした。
ケチャップ味になるのは大正末期から昭和初期。主に教会で開かれるクリスマス会で、貧しい家庭の子供や孤児におむすびにして振る舞われていたんです。炊き出しのようなものが、今では子どもたちが大好きなメニューのひとつになりました。
チキンライスの基本レシピ
チキンライスの材料(2人分)
・ごはん……300g
・鶏もも肉……1/2枚(150g)
・玉ねぎ……1/4個
・ピーマン……2個
・マッシュルーム……4個
・バター……10g
・塩こしょう(下味用)……少々
a. ケチャップ……大さじ3杯
a. コンソメ……小さじ1杯
a. 塩こしょう……少々
コツ・ポイント
ご飯を入れる前にケチャップを入れて具材と炒めることでケチャップの酸味が飛び、味のなじみがよくなりますよ。また、にんじんやグリーンピースなど、中に入れる具材はお好みでアレンジしてみてくださいね。
チキンライスの作り方
下準備:ピーマンはヘタと種を取り除きます。
1. 玉ねぎは1cmの角切りにします。ピーマンは1cmの角切りにし、マッシュルームは5mm幅の薄切りにします。
2. 鶏もも肉は余分な皮と脂を取り除いて1cm角に切り、塩こしょうで下味を付けます。
3. フライパンにバターを入れて中火に熱し、2の鶏もも肉を色が変わるまで炒めます。
4. 3に玉ねぎ、マッシュルーム、ピーマンの順番に加えながら炒めていきます。
5. 玉ねぎが透き通ったら、aの調味料を加えて炒め合わせます。
6. ご飯を加えて切るように炒めて完成です。お好みでパセリをトッピングして召し上がってください。
【レシピ提供 macaroni】
作り方いろいろ♪ チキンライスの人気レシピ6選
1. 炊飯器で簡単!炊き込みチキンライス
炊飯器でできるチキンライスは、材料を入れてスイッチを押すだけ!炊いている間にほかの料理を準備できるので、時間の有効活用ができます。パラッと仕上げるコツは、サラダ油を加えること。炊き上がったら、余分な水分を飛ばしながらかき混ぜましょう。
2. 鍋で炊き込むスパイシーなチキンライス
ケチャップを使わずにトマトジュースとクミンパウダーで作ったチキンライスは、スパイシーで大人仕様。鍋で炊くので、炊き立てをそのままテーブルでシェアするのもいいですね。ビールやワインとの相性もバッチリ!アウトドアにもおすすめです。
3. レンジで簡単!SEAチキンライス
時短で作るならチキンを使わずに、シーチキン(ツナ)ライスはいかがでしょう。作り方は簡単♪ 材料を全部ボウルに入れ、レンジでチンして混ぜれば完成です。ポイントは温かいご飯を使うこと。忙しい朝のお弁当作りにピッタリです。