辛いものが多い韓国料理のなかでも、ひときわやさしい味の卵料理「ケランチム」。ふんわりとしたビジュアルと、出汁が効いたまろやかな味わいで、唐辛子で痺れた味覚を癒してくれます。カルディで販売中のケランチムなら、レンジで簡単調理が可能。実際に作ってみました!
レンジで簡単!お手軽ケランチム
韓国風茶わん蒸しとも呼ばれるケランチム。トッペギ(韓国の土鍋)からこんもりと溢れんばかりのビジュアルと、ふわっふわのやさしい食感が、辛い韓国料理の癒し的存在です。
そんなケランチムが、レンジで手軽に楽しめる斬新なアイテムを発見。実際に作ってみました♪
ケランチムとは…?
朝鮮語で「ケラン」は「鶏卵」、「チム」は「蒸す」を意味し、卵を蒸して作る料理を差します。
トッペギと呼ばれる小ぶりの土鍋で薄味のスープを煮立て、そこに卵液を流し込んでかき混ぜながらゆっくりと火を入れていきます。卵が大方固まったら深さがあるボウル状のフタをかぶせて1分ほど蒸らし、ふんわりと膨らませて仕上げます。
カルディ「ケランチム 韓国風蒸し焼き卵の素」
カルディ「ケランチム 韓国風蒸し焼き卵の素」248円(税込)
ケランチムは本来、火にかけてかき混ぜながら、じっくりと作る手間のかかった料理です。その特徴であるふわっとした見た目に仕上げるには、小ぶりの鍋と長時間混ぜ続ける根気が必要。
カルディの「ケランチム 韓国風蒸し焼き卵の素」を使えば、そんな努力は一切必要ありません。ジッパー付きの袋が、そのまま調理道具として活躍します。
「あとひと品」というときに役立つ
パッケージの裏を見てみると、ケランチムの作り方が説明されています。イラスト付きなので、作り方に迷うことはありません。
ちなみに、卵を入れる前の段階なら常温保存が可能。しかも、ほとんど厚みがないので保存場所も取りません。いくつかストックしておけば、「あとひと品欲しいな……」というときにも活躍してくれそうな予感!
作る前にちょっとだけ中を覗いてみると、とろりとした液体が入っていました。刻んだにんじんやしいたけも見えますね。昆布やかつおだしの香りもします。すでに調味料が混ぜ合わせてあるので、味付けはいらないようです。
必要な材料は、本品と卵3つだけ。さっそく作っていきましょう。
ケランチムの作り方
材料(2~3人前)
・「ケランチム 韓国風蒸し焼き卵の素」……1袋
・卵……3個
・青ねぎ(仕上げ用)……お好みで
作り方
ケランチムの素をパッケージ上部の「あけくち」に沿って開封します。袋を大きく開いたら、卵を加えます。
パッケージには溶いた卵を加えると書いてありましたが、卵をそのまま加えてもしっかりと混ざるので問題ありませんでした。
卵とケランチムの素をしっかりと混ぜてジッパーを閉じます。ジッパーの口に卵液が付くと閉まりにくくなるので、注意しながら混ぜてください。
ジッパーを閉めたケランチムの素を袋ごとレンジに入れ、500wの場合は4分半、600wの場合は4分温めます。
加熱時間は電子レンジにより多少差があるので、様子を見ながら調整してください。
加熱中は袋がぷく~っと膨らみます。レンジにかけている工程も目が離せません!
レンジから取り出すときは、袋の両サイドの「持つ」という赤い部分をつまむようにして慎重に取り出しましょう。できたてはアツアツなので、あわてて袋の本体を持つとやけどしかねません。
こちらが、500wのレンジで約5分加熱したもの。筆者宅のレンジは出力が弱く、500wで4分半加熱して様子を見たところ、袋の底に液体が残っていたので、様子を見ながら再加熱しました。
さっそく、試食に移ります!