たくさん入って使い勝手もいい冷蔵庫は、家事効率を格段にアップさせてくれます。買い換えるなら、納得できるものを選びたいですよね。今回は、女性誌『LDK』の2018年の記事をプレイバック。大手メーカー5社の自宅で使うのにちょうどいい500L未満サイズの冷蔵庫を徹底比較！ 主婦の願望を全部叶えてくれる1台を探しました。
野菜室1位は深さがある日立立てて収納しスペースを最小に
大小様々な野菜を最も収納できたのは深さがある日立。対して三菱は幅が狭く、長さのある野菜が入らず低評価でした。まんなか野菜室が人気だった東芝は2位に。
野菜室は日立が優秀。リットル数は56Lと少ないですが、深さがあるため野菜を立てて収納でき、見た目以上の大容量を実現しました。
三菱の野菜室は58Lと容量は小さくないですが、セロリなどの長さがある野菜が入らず残念。野菜を積み重ねてしか置けないので傷みも早まりそうです。
冷凍室1位は深さがある三菱空間を最大限に使える2段式
冷凍室は54L入る三菱が1位。上段が浅すぎると物が置けず、深すぎると下段のスペースが減ってしまい、食材が入らないメーカーが多いなか、三菱はトレイを2、3個重ねて置けるちょうどいい深さでした。
冷凍室は三菱が優秀で、15+54Lと一番小さいながらスペック以上の力を発揮しました。2段にしたことで空間を最大限に使えます。
最下位だったのは東芝。三菱のように縦に置けず、横並びになってしまいます。上段があるため積んでも置けず…。
容量はリットル数が大きいほど冷蔵庫が大きくなるのは必然ですが、日立は小さいながらもしっかり詰め込める形に特化し、冷凍室と野菜室の二冠を獲得しました。
一方、チルド室はパナソニック、冷凍室は三菱がそれぞれ1位に。冷蔵室以外は小さいほうが入るという驚きの結果になりました。
上記の各テストを総合したランキングを発表。早速1位からどうぞ！
圧倒的な使いやすさで満足度No.1主婦の願望を叶えたパナソニック
パナソニック
NR-F453HPX
定格内容積：450L
▼テスト結果
チルド室：1位
野菜室 ：4位
使い心地：1位
容量 ：2位
総合ベストに輝いたのは、パナソニック NR-F453HPX。使い心地と性能の2項目で1位、容量比較も2位を獲得。引き出しが全開になったり、高さを170cm以下にしたりと、パナソニックならではのスタイルが主婦に高く評価されました。満足度No.1の冷蔵庫です。
納得の収納量で鮮度もしっかり保持 使い心地は悪くない日立
日立
R-XG4800H
実勢価格：16万5240円
※リンク先のカラーはクリスタルシャンパンです
定格内容積：475L
▼テスト結果
チルド室：4位
野菜室 ：1位
使い心地：3位
容量 ：1位
総合2位は日立「R-XG4800H」。野菜室の性能と容量で1位を獲得。特に広めの冷蔵室が好評価でした。使い心地はまあまあでしたが、鮮度保持は折り紙付き。収納にこだわりたい人にオススメです。
性能はパナソニックより上！まんなか野菜室が人気の東芝
東芝
GR-M470GW
定格内容積：465L
▼テスト結果
チルド室：2位
野菜室 ：2位
使い心地：2位
容量 ：4位
総合3位は東芝「GR-M470GW」。3項目で2位を獲得するなど、全体的に優秀でした。まんなか野菜室は主婦からも大好評で、家事がラクになると乗り換えを検討する人続出！ 冷蔵室やチルド室も使いやすいと好評でしたが、冷凍室はもう一歩でした。
