たくさん入って使い勝手もいい冷蔵庫は、家事効率を格段にアップさせてくれます。買い換えるなら、納得できるものを選びたいですよね。今回は、女性誌『LDK』の2018年の記事をプレイバック。大手メーカー5社の自宅で使うのにちょうどいい500L未満サイズの冷蔵庫を徹底比較! 主婦の願望を全部叶えてくれる1台を探しました。
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※情報は『LDK』2018年10月号掲載時のものです。現在も新品として扱いがあり、価格が大幅に変動していない、もしくは安くなっている商品に限りリンクをつけています。
冷蔵庫は長く使うからこそ納得できるものを選びたい!
見た目も性能もどんどん進化し、新しいものが発売される冷蔵庫。近年では高級感のある素材を使用し、食品の鮮度維持に注力した製品が増えてきています。
各メーカーは、食品を美味しく長持ちさせる工夫を凝らしていますが、いざ買い替えるとなると、「結局どのメーカーの製品がいいのかわからない…」といった声も聞こえてきます。
そこで今回は、失敗しない冷蔵庫の買い替えを実践すべく、『LDK』が「家電批評」とタッグを組み、大手メーカー5社の冷蔵庫を徹底テストしました。
テストを行った冷蔵庫は、こちらの5台です。
・パナソニック NR-F453HPX
・日立 R-XG4800H
・東芝 GR-M470GW
・シャープ SJ-GT47D
・三菱電機 MR-B46C
まずは早速テスト結果を発表!総合1位はパナソニックでした
パナソニック
NR-F453HPX
定格内容積:450L
サイズ:幅650×奥行699×高さ1698mm
いきなりですが、今回テストした結果をまず最初に発表します。1位はパナソニック「NR-F453HPX」。圧倒的な使いやすさで、パナソニックならではのスタイルが主婦に高く評価されました。見た目も使いやすさも容量も兼ね備えた、満足度No.1の冷蔵庫です。
しかし、「大きい野菜室がいい」「作り置きしたおかずを保存したい」など、冷蔵庫になにを求めるかによって、選ぶ製品も変わってきます。そうなると、2位や3位の製品が購入対象となる可能性も十分にあります。
自分に合った冷蔵庫を見極めるためにも、今回のテスト結果をぜひ参考にしてもらえたらと思います。それでは、テストとランキングの全容をたっぷりご紹介します!
[選び方]冷蔵庫買い替え時の注目ポイントは4つ
今回は大手メーカーの冷蔵庫を5台用意し、プロ、主婦モニター、雑誌「LDK」の編集部員が1カ月間使用し、各製品の特徴や強み・弱みを検証しました。
選び方のポイントになるのは「チルド室の性能」、「野菜室の性能」、「使い心地」、「容量」の4つ。この4項目を徹底的にテストします。
ポイント1:「チルド室の性能」味と見た目をプロがチェック
冷蔵庫選びでまず重視したいのが、チルド室の性能です。チルド室は約0~2℃と、冷蔵室よりも低い温度で設定されていて、凍らない温度をキープしています。肉類や魚介類、ハムやソーセージなどの加工品、練り製品や発酵食品などの保存に適しています。
テストでは、マグロは3日、その他のものは5~7日間チルド室で保存。その後、プロが味と見た目をチェックしました。
ポイント2:「野菜室の性能」保存状態と水分量の減少をチェック
続いて大切なのが、野菜室の性能。今よりも野菜室を充実させたいと思っている人も多いかと思います。野菜がつぶれないかどうか、買ったままの鮮度が保たれているかどうかが気になるところです。
テストでは、各野菜室に7日間野菜を保存し、水分量の減少を調査。減少率が低いほど新鮮とし、5段階で評価しました。
ポイント3:「使い心地」実際に食材を出し入れして確認
毎日使う冷蔵庫は、使い心地も大切です。扉を開け閉めしたり、ドアポケットのものを取ったりと、普段の動作がスムーズにできるかどうかで調理の効率も変わってきます。
そこで、冷蔵庫全体とパーツに分けてテストを実施。実際に食材を出し入れして、それぞれの使い勝手をチェックしました。
チェック1.トータル
扉の開閉のしやすさ、バランス、各メーカーの独自機能をチェック。各室の配置は使いやすいか、といったことなどを主婦モニターが評価しました。