「なかなか寝付けない」「気分転換がうまくいかなくて、ストレスがたまる一方…」それは、もしかしたら自律神経の乱れが原因かもしれません。そんな方におすすめしたいのが、寝る前に「ヨガ」を取り入れること!ジムに通う必要もなければ、辛いトレーニングや運動方法でもないので簡単ですよ。今回は、筋肉をほぐして代謝を促す「夜ヨガ」の方法についてご紹介します。
「なかなか寝付けない」「気分転換がうまくいかなくて、ストレスがたまる一方…」それは、もしかしたら自律神経の乱れが原因かもしれません。そんな方におすすめしたいのが、寝る前に「ヨガ」を取り入れること!ジムに通う必要もなければ、辛いトレーニングや運動方法でもないので簡単ですよ。今回は、筋肉をほぐして代謝を促す「夜ヨガ」の方法についてご紹介します。
「夜ヨガ」の嬉しい効果
ぐっすり寝れて、翌朝スッキリ!
デスクワークや立ち仕事、家事、育児などで疲労を感じているのに、ぐっすり眠れず翌朝まで疲れが残っていることはありませんか?そんな方は夜寝る前にヨガを行うことがおすすめです!
ヨガの呼吸法によって、自律神経が整い、心身共にリラックスした状態に導いてくれるので、質の良い睡眠を得ることができると言われています。このため、翌朝の疲れの取れ具合が変わってくるので、1日のスタートを元気よく始められるでしょう。
やせやすい体質に!
自律神経が乱れると、便秘や頭痛、肩こりなどの体の不調のほか、イライラしたり集中力が低下したりと、心の不調としても現れます。心身が常に緊張した状態となり、休まることがないために常に疲れを感じ、慢性的な不調を感じるようになります。
ストレスの多い現代社会においては交感神経が優位になりやすく、寝付きが悪い、寝たはずなのに疲れが取りきれないというお悩みを持つ方も増えています。
副交感神経を高めてしっかりとした睡眠をとることで、体の機能が整い、ホルモンの分泌も正常に行われるようになります。代謝も上がるため、やせやすい体質作りに期待できるのです。
効果を高めるためのポイント
①呼吸方法が重要
ヨガを行うときは腹式呼吸で行います。この呼吸方法が、ヨガの効果を得るためには重要なポイントとなるので意識するようにしましょう。
1.鼻からゆっくり息を吸い込み、おへその下に空気をためるイメージでお腹を膨らませます。
2.吐き出すときは口から長くゆっくり、吸うときの倍ほどの時間をかけて吐き出します。
姿勢を正して深くゆっくりと呼吸をすることで、副交感神経が高まり、より良い睡眠へと導くことができます。ただ腹式呼吸を行うだけでも気分転換になりますよ。
呼吸法の効果をさらに高めたいときは
イメージトレーニングをプラスしてみましょう。息を吸い込むときは森林浴しているような爽やかな空気や、好きな花の香りなど、心地よく感じるものをイメージします。
そして息を吐くときは、不安や緊張、ストレスの原因など体の中から出してしまいたいものを、呼気と一緒に吐き出すようにイメージするといいですよ。これだけで、気分転換の効果も高められそうですね!
注意点
■食後や満腹の状態でヨガをするのは避けましょう。
3時間前には食事をすませておくのが理想です。
■体調が優れない場合や、カラダに痛みを感じる場合など、不調を感じたら無理せずに中止しましょう。リラックスして行える体調の時に行うようにしましょう。
簡単にできるおすすめ「夜ヨガ」ポーズ3選
①子どものポーズ
1.正座をし、両手と膝を肩幅に広げます。
2.膝の間に顔をうずめるように、上体をゆっくり前へ倒していきます。同時に両手も床に沿わせるようにうしろへ伸ばします。
3.ゆっくりと呼吸をしながら、1分程度姿勢をキープします。
リラックス効果が高く、気分転換にもおすすめな、安眠に繋がると言われるポーズです。
凝り固まった腰や肩、首の筋肉を適度にほぐし、心も体もリラックスすることができます。体の硬い人は無理せず、心地よいと思うところまで倒せれば大丈夫です。
②横たわった英雄のポーズ
1.両足を横に開いた形で正座します。
2.そのまま肘で床をつたうように、ゆっくり仰向けになります。
3.両腕を耳の横でまっすぐに伸ばしましょう。
前ももの部分が伸びるため、立ち仕事やたくさん歩いた日など足の筋肉を使った時などに最適なポーズです。不眠の改善だけではなく、足のむくみ解消や腹部を刺激することにより月経時の不快感などにも効果があると言われています。
普段デスクワークなどで、運動する時間よりも座っている時間が長い人は、痛みを感じやすいかもしれません。痛みを強く感じる場合には無理せず中止しましょう。