プチプチッとした食感に、甘くはじけるコーンはどんなお料理にも合いますね。今回はシンプルにご飯に入れて炊き込んでみました。缶詰を利用すれば通年でおいしさを楽しめます。本記事では缶詰を使うときの注意点をふまえ、おいしいコーンご飯の作り方とアレンジをご紹介します。
味付けシンプル♪ 基本のコーンご飯レシピ
コーン缶をつかっておいしい炊き込みご飯を作りましょう。コーンの甘みを活かしたいから、調味料は塩と酒のみ。シンプルなお味は、和洋中どんな献立にも合うのでおすすめです。
ここでは、生のとうもろこしではなく、缶詰を使って作るときの注意点を一緒にご説明しています。これで旬を逃しても通年でコーンご飯が食べられますよ。
材料(4人分)
・米……2合
・コーンの水煮缶(砂糖不使用)……200g
・塩……小さじ1杯
・酒……大さじ2杯
※コーン缶は砂糖不使用のもので、正味120gから130g程度のものを使用しています。
作り方
1. 米を研ぎ、水気をきる
お米2カップをやさしく混ぜて洗います。2回から3回繰り返し洗ったら30分以上しっかり浸水させましょう。お米の粒ひとつひとつに水分を吸収させることで炊いたときにふっくら仕上がりますよ。
浸水後は、ざるに揚げ水気をしっかり切ります。水気をしっかり切ることで炊き込む際に均等に味が入りやすくなります。
2. コーン缶を汁とコーンに分ける
コーンの風味をたっぷり残すため、缶詰の汁も一緒に炊き込みます。水分量の調節がしやすいよう、コーンと汁とに分けておきます。
3. 炊飯釜に調味料を入れる
炊飯釜に水気をきったお米を入れて、酒とコーン缶の汁、塩を入れてひと混ぜします。水を加える前に、必ず先に調味料を入れておきましょう。これで正確な水分量がはかれますよ。
4. コーンをのせて普通炊きする
調味料を加えたら、2合の目盛まで水を入れます。最後にコーンを均一にのせて普通炊きします。
5. 炊きあがれば完成
炊きあがれば全体を底からさっくり混ぜます。もう一度ふたをして5分ほどむらして完成です。艶々のご飯に、黄色の粒粒がかわいらしいコーンご飯のできあがり♪
作るときのコツ
コーン缶は、通年で手に入るのでいつでも気楽にコーンご飯を楽しむことができます。旬の生のとうもろこしに匹敵するほどの風味ではありませんが、缶詰の汁も一緒に加えることでおいしく仕上がりますよ。
どんなお料理に添えてもおいしくいただけるよう、砂糖不使用の缶詰がおすすめ。味付けもシンプルに酒と塩にすることでコーンの甘みがより一層引き立ちおいしい炊き込みご飯になります。
コーンご飯の人気アレンジ5選
1. 作り置きにも! バター香るコーンご飯
コーンご飯といえば、ステーキやハンバーグなどお肉料理に添えられていることが多いですよね。洋食の定番なので、バター風味はやはり外せません。
子どもも大好きなコーンご飯、バターとコンソメを入れて炊き上げれば、お弁当のおかずにもぴったり♪パラパラになった翌日は、チーズたっぷりのドリアもおすすめです。
2. 桜エビとコーンの炊き込みご飯
乾物と缶詰で簡単にできる炊き込みご飯は、忙しい主婦の大助かりメニュー。おいしいお出汁のでる桜えびも一緒に炊き込めば、中華や和食の献立にもぴったり。
シンプルな味付けなので、その日のおかずも邪魔しません。炊飯器にお任せレシピなのに、ちょっと手のこんだように見えるのも嬉しいポイントですね。