できることなら明るく前向きに人生を生きていきたい。そう思っていても、さまざまな出来事で疲弊して、つい後ろ向きになってしまうこともありますよね。そんな人たちに向けて、心理カウンセラーの小日向さんが前向きになる方法を教えてくれました。チェックして、元気な自分を取り戻しましょう。
「前向き」とは、物事への姿勢が積極的であることを指します。
意欲的・肯定的・ポジティブといった言葉で表現されることもありますよね。
いつも前向きでいる女性は、輝いて魅力的に見えます。そのため多くの人が前向きに生きていたいと感じているのです。
なかなか前向きになれない……
みなさんは毎日を前向きに過ごせていますか?
社会でも自分の周りでも日々いろいろなことが起こる現代ですので、その全てをポジティブに受け止めることは難しく、なかなか前向きになれない……と感じるときもありますよね。
なぜ、前向きになれないのか?
近年のダイバーシティ化によって女性の社会進出が進み、仕事でも多くのことを期待されるようになりました。
しかし、仕事だけでなく恋愛も楽しみたいという女性の気持ちは今も昔も変わりません。
つまり、そのどちらも頑張ろうとして仕事に恋愛にキャパオーバーになっている女性が多く、そこからくるストレスによって前向きになれなくなってしまうのです。
ここからは、「仕事」と「恋愛」に分けて、各々で前向きになれない理由を具体的に挙げていきます。
仕事が原因で前向きになれない4つの理由
(1)仕事を面白いと思えない
仕事は一日の大半の時間を占めるものですから、程度の差こそあれど誰もが仕事に対して自己実現を求めています。
しかし単調な業務を繰り返す仕事では面白さを感じず、自己実現欲求が満たされないため、前向きに考えられなくなってしまいます。
(2)仕事量が過多
一生懸命やっているのに業務が終わらない。そうかと思うと毎日定時で帰宅している同僚もいる。自分の要領が悪いのか、業務の量に差があり過ぎるのか? これは誰にアドバイスを求めたらよいのか?
そんなジレンマが仕事に対するやる気を減少させていきます。
(3)職場に苦手な人がいる
気分によって態度が変わったり、人に当たったりと、苦手だと感じる人はどこにでもいるもの。その人が同じ職場の中にいると、顔を合わせる機会も多く気が滅入ってしまいます。
そんな対人ストレスが前向きになれない原因になることもあります。
(4)仕事での失敗を恐れている
多少神経質だったり繊細な気質を持つ人は「失敗したらどうしよう、間違っていたらどうしよう」などと不安や慎重になったりする傾向が強いです。
慎重という性格自体はプラスになることも多いのですが、前向き・楽観的思考とは対極的な思考となります。