保存期間・保存方法
余ったスープは、粗熱をとってから保存容器に移して冷蔵庫に入れ、2~3日を目安に食べきりましょう。
また、冷凍保存も可能です。3~4週間ほど持つので、作り置きしておくと便利ですよ。ただし、キャベツは食感が変わってしまうため、取り除いておきましょう。
管理栄養士のコメント
野菜スープを低カロリーに仕上げるには、糖質や脂質が多く含まれる食材をなるべく使わないのがポイント。ウインナーやベーコンと比較すると、鶏肉に含まれる脂質の量は少なく、カロリーを抑えられます。
とくに、鶏ささみの脂質含有量は100gあたり0.8g。低脂質ながら、筋肉を作るもととなる「たんぱく質」が豊富なので、ダイエット中におすすめの食材です。(※3,4)
ヘルシーな野菜スープレシピ5選
1. 鶏ひき肉と野菜の豆乳スープ
ほっこりとした味わいが楽しめる、豆乳入りの野菜スープです。鶏ささみと同様にカロリーが低い、鶏ひき肉を使っているのがポイント。ズッキーニやミニトマトを加えることで、彩りよく仕上がります。
2. ツナと大豆入り野菜スープ
カロリーが高くなりがちな肉類の代わりに、ツナ缶を使うのもおすすめ。水煮のツナ缶は、100gあたり71~97kcalと低カロリーですよ。オイル漬けのツナ缶はカロリーが高いため、ダイエット中は避けましょう。(※5)
3. レタスとトマトのスープ
メインおかずに肉や魚をたっぷり使っている場合、スープの具材は野菜だけでかまいません。こちらはレタスとトマト、ふたつの野菜で作るシンプルなスープです。サラダでは定番の組み合わせですが、スープにしてもおいしいですよ。
4. サンラータン風もやしのスープ
100gあたり12kcalと低カロリーなもやしをたっぷり使い、サンラータン風に仕上げたスープです。春雨はサンラータンの定番食材のひとつですが、糖質を多く含むため、ダイエット中は使用せず作りましょう。(※6)
5. 根菜とベーコンの和風スープ
スープは脇役……というイメージがありますが、具材しだいでは主役級に!こちらは根菜とベーコンが入っていて、食べごたえのあるひと品です。固い食感の根菜をよく噛むと、時間をかけてゆっくり食べることにつながり、満足感を得られますよ。
野菜スープを低カロリーに仕上げよう♪
ヘルシーなイメージがある野菜スープですが、マカロニやじゃがいもなど、糖質量が多い食材を使うとカロリーが上がってしまいます。スープの定番食材であるベーコンやウインナーは、脂質が多く含まれるため、注意が必要です。
ダイエット中は、鶏ささみや鶏むね肉をスープに入れるのがおすすめ。また、キャベツやたまねぎなど、低糖質な野菜を選びましょう。低糖質・低カロリーな具材をうまく使えば、具沢山で満足感が得られるスープを、一杯あたり100kcal以下に仕上げられますよ。ぜひ試してみてくださいね。