(2)希望が見えないから
今がうまくいかないだけでなく、将来にも明るい兆しが見えない時は、余計に落ち込んでしまうものです。
希望があれば頑張ろうと思えますが、「やっぱり無理かもしれない」と自信を失い始めると、どんどん不安に駆られて抜け出せなくなります。
(3)理解してくれる人がいないから
自分を理解して受け止めてくれる存在がいることは、精神的な安定に大きく影響します。自分で自分のことを認められない時に理解者がいないと孤独感が増してしまいます。
(4)自己嫌悪に陥ってしまうから
「うまく振る舞えない自分が嫌い」「こんなふうにクヨクヨ悩む自分も嫌だ」など、自己嫌悪に陥ってしまう時も精神的に辛くなります。
自分が嫌い、というのは強烈な感情です。長所のない人はいないはずですが、そういった時は自分の嫌いな部分にばかり目が向きやすくなります。
(5)罪悪感から人を遠ざけてしまうから
私たちは社会的な生き物なので、本能的につながりを求めています。
ところが、色々なことがうまくいかず自分はダメだという気持ちが強くなると、休日に人に会いたくなくなったりして、自ら人を遠ざけようとする心理が働きます。
しかしつながりは本能的な欲求なので、周りとのつながりが断たれてしまうことでますますしんどくなってしまいます。
追い詰められた心が楽になる5つの方法
精神的に辛くなった時はどうやって対処すればいいでしょうか。心理面と行動面からいくつか方法をご紹介します。
(1)自分を責めてしまっても「まぁ仕方ない」と受け入れる
精神的に辛くなっている時にやりがちなのは、「自分にダメ出しをしている自分を嫌う」こと。「自分を責めるのは良くないから止めよう」と思っていても、ついついダメ出しをしてしまうことってあるものです。
それに対して「またダメ出しをしてしまった!」と反応していると終わりがないので、そういう自分を丸ごと許してあげましょう。
「あ、またやっちゃった。しょうがないよねぇ」と、ゆるく受け入れておくと、次第に気持ちが楽になっていきます。
(2)信頼できる人に相談する
一人で悩んでいてもなかなか解決しない時は、信頼できる人に話してみるのがおすすめです。もし周りに理解者がいないのであればカウンセラーを頼ってみましょう。
自分の気持ちを言葉にすることで、心の中が整理されていきますし、自分にはない発想が得られるかもしれません。
仕事で悩んでいて今の部署がどうしても合わないのであれば、上司などに異動の相談をしてみるのもありですね。