新型コロナウイルスの影響で原則自粛生活となったいま、日本の食を支える生産者や飲食店は苦しい状況に。そこで、今こそお取り寄せしたい「全国の美食グルメ」を3日間連続で特集します。最終日の今日は、全国の新鮮なお野菜と海産物をあつかう8店舗のご紹介です。第1,2弾もあわせてお見逃しなく!
生産者と飲食店は今、ネットショップでの商品販売に注力
新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で、緊急事態宣言が発令され、イベントや催事の中止、飲食店の一部営業自粛が要請されました。その影響は、食や生活を支えてくれてきた生産者や飲食店の方々にも及び、苦しい状況が今なお続いています。
そんな状況のなか、インターネットによる販路拡大に取り組む生産者や飲食店が増えてきました。そこで、この度ネットショップ作成サービス「BASE」と提携をし、全国の生産者、飲食店を紹介する企画をスタートします。
まずは4月24日(金)から3日間、3つのテーマで全国の美食をご紹介。最終日の今日は「新鮮野菜・海産物編」。毎日食べる野菜に、海の栄養がたっぷり詰まった海産物。たまにはいつものスーパーじゃなく、地方のこだわり品を選んでお取り寄せしてみてはいかがでしょうか。ぜひ最後までチェックしてみてください!
新鮮野菜と加工品で、素材のおいしさを味わう【5店】
1. ジューシーな朝採りアスパラ「南会津ナチュラルファーム」
どんなお店?
「南会津NATURAL FARM(ナチュラルファーム)」は、アスパラを中心とした農作物を育てる、福島県南会津の農園。過疎地域で減少している農産物を守りたいという思いで、生産・出荷だけでなく、収穫体験やイベントも多数開催されています。アスパラは、秋〜冬に気温が下がることにより、根にたっぷりと養分を蓄えて育つ野菜。そのため、標高550mという高冷地にある南会津で作るアスパラは、おいしさも格別です。
「飲食店が開店できないため、需要がなく市場に出せません。加工に回しているが、利益が下がっています」(店主談)
食べて応援!
「南会津NATURAL FARM」のアスパラは下部までやわらかいので、下ゆでせずそのまま料理に使うことができます。お店でおすすめの食べ方は、バターで炒めて塩で味付けするだけ。シンプルに素材の旨みを味わうことができますね。
2. 旬の新たまねぎが味わえる「ケンちゃんファーム」
どんなお店?
「ケンちゃんファーム」は、淡路島たまねぎを生産・販売しているお店。慣行の50%以上減農薬・有機肥料を使い、『ひょうご安心ブランド認証』を取得している農園です。
「淡路島の観光施設向けの販売が中心だったので、閉鎖に伴って売上が激減しております。また、これから収穫のピークを迎える新たまねぎは、普通のたまねぎと違って2週間ほどしか日持ちしません。多くの皆様に届けられたらと思っています」(店主談)
食べて応援!
甘みとやわらかさがあるみずみずしい淡路島たまねぎは、料理の幅がグッと広がります。スライスして食感を楽しむサラダにしたり、たまねぎの甘みを堪能できるポタージュにするのもおすすめ。この季節にしか味わうことのできない新たまねぎ、ぜひ味わってみてください。
3. 北海道の恵み、まとめてお届け「小樽いちふじ柴田商店」
どんなお店?
北海道小樽市にある「いちふじ柴田商店」は、北海道の旬の野菜、果物などを販売。普段は全国の百貨店で、北海道展を中心とした出張販売もおこなっています。
今の季節は、グリーンアスパラ、ホワイトアスパラ、行者にんにくなどをメインに販売。また、野菜のほかにも山中牧場のプレミアム発酵バターや、ゆめぴりかなど、北海道の特産品も購入することができます。
食べて応援!
北海道の野菜と聞くだけで、おいしさがわかる気がするのは筆者だけでしょうか……!北海道産のじゃがいもで、おやつのポテトチップスを作ったり、おつまみにポテトサラダを作るのもいいですね。