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レモン水はデトックスに効果的?得られる作用を管理栄養士が解説!

美容

さわやかなレモン水は、気分をすっきりさせてくれますが、体にはどんな効果があるのでしょうか?ダイエットやデトックスに役立つ?この記事では、レモン水の作り方から、含まれる栄養や、得られる効果をご紹介します。

レモン水にはさまざまな効果がある!

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むくみ対策

レモンに含まれるカリウムには、細胞内液の浸透圧を一定に保ったり、ナトリウムを排出したりする作用があり、塩分の摂りすぎを調節して、むくみ対策に役立ちます。

カリウムはレモン可食部100gあたり130mg、レモン果汁では100gあたり100mg含まれています。(※1,2,3)

便秘対策

レモンに豊富に含まれるクエン酸や、食物繊維には、腸を刺激して動きを高める作用があるとされています。また、起床後にコップ1杯の水分を摂ることで、腸が刺激され、活発になります。

便秘の症状があるときは、クエン酸やリンゴ酸などの有機酸を含む、果物や乳製品、水溶性食物繊維を多く含む、いも類や海藻類などを積極的に摂るようにすると良いですよ。(※4,5)

皮膚の健康を保つ

レモンに含まれるビタミンCは、細胞と細胞の間を結ぶたんぱく質である、コラーゲンの生成に不可欠な栄養素です。そのため、皮膚や粘膜の健康にかかわっています。また、皮膚のメラニン生成を抑えて日焼けを抑制する作用や、活性酸素から体を守るはたらきによる老化対策も期待されています。

なお、レモンに含まれるビタミンCは、可食部100gあたり100mg、レモン果汁100gあたり50mgです。(※3,6,7)

口臭対策

クエン酸には、唾液の分泌を促す作用があります。唾液が出ると、口腔内の乾燥を防いだり、自浄作用が高まることで口臭対策になりますよ。

ただし、クエン酸は酸性のため、歯のエナメル質を溶かしてしまうおそれが。摂りすぎには注意が必要です。(※8)

レモン水の効果を得てみよう!簡単な作り方

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材料

・水……コップ1杯(200cc)
・レモン……1/2個(市販のレモン果汁の場合、小さじ2杯程度)

用意するものは、水とレモンまたはレモン果汁のみ。水は、不純物の取り除かれたミネラルウォーターを使うのがおすすめです。冷たい水は身体を冷やしてしまうので、常温か、一度沸騰させてさました白湯が良いでしょう。

生のレモンを使う場合、国産の無農薬レモンが皮ごと使えて安心。外国産のレモンには、農薬や防カビ剤が使用されていることがあります。使用するときはよく洗ったうえで、果汁のみ使いましょう。また、市販のレモン果汁でもOKです。

作り方

作り方は、用意した水にレモンをしぼったり、スライスして加えるだけです。生のレモンがなければ、レモン果汁で手軽に作れますよ。ただ、レモン果汁には香料が使われていることがあります。気になる方は、無農薬の生レモンを使うことをおすすめします。

レモン水の飲み方

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飲む量

レモン水を飲む量は、一日にコップ2~3杯程度が目安です。レモンは酸味が強いので、飲みすぎると胃に負担がかかります。また、一気にコップ2~3杯を飲むのではなく、1杯ずつ、時間をあけて飲むようにしましょう。(※9)

飲むタイミング

レモン水を飲むタイミングに、決まりはありません。好きなタイミングで取り入れてくださいね。そのなかでおすすめのタイミングは、朝起きたときと運動時・運動後です。起床後のレモン水は、腸を刺激して動きを活発にさせるので、排便を促すことにつながりますよ。また、寝ている間に失った水分を補給するのにもぴったりです。

運動時や運動後のレモン水は、クエン酸に疲労物質である乳酸の生成を防いだり、減少させるはたらきがあるため、疲労の軽減や筋肉痛の対策に役立ちます。(※4,10)

レモン水を飲むときの注意点

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レモン水を飲む際、酸っぱさが気になって砂糖やガムシロップなどで甘みを足して、たくさん飲んでしまうと、カロリーの摂りすぎになるおそれがあります。

またレモンの酸味が刺激となり、胃の粘膜が荒れてしまう場合があるので、空腹時にたくさん飲まないこともポイントです。特に胃腸の弱い方は、空腹時を避けて飲むようにしてくださいね。(※9)

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