(4)いつも決まった店に行く
頭が固い人は、新しいものを試すよりも定番のものを長く愛するタイプです。そのためお店選びでも、今まで行ったことがないお店はあまり選ばず、いつも行っているお店を選びます。
他にもお気に入りの服を長く愛用したり、いつも同じ道を通ったり、決まったラインナップの中から食べるものを選んだりすることが多いです。
頭が固い人の心理
では、なぜ頭の固い人は柔軟な考え方ができないのでしょうか? その心理をご紹介します。
(1)思い込みが強い
柔軟な考え方ができない人は思い込みが強く、認知に歪みがあります。
例えば「ルールは絶対に守るべき」「何があっても遅刻してはいけない」というように、やや強迫観念に近い思い込みがあり、自分の行動をその枠組みに当てはめて行動しようとして息苦しくなってしまうのです。
(2)慎重で用心深い
頭が固い人は変化を好まず、新しいものを避ける傾向があります。
これは、慎重で用心深いから。リスクを負って挑戦するよりも、リスクヘッジして現状維持を選びます。そのため考え方が凝り固まり、柔軟性に欠けてしまいがちです。
(3)ダメな自分を受け入れられない
ダメな自分を受け入れられず、理想を追い求めるあまり頭が固くなってしまうのです。
誰しも失敗することはありますし、うまくいかない日もあります。「ダメな時もあるよね」と受け入れられないと、物事を柔軟に考えられず頭が固い人になるでしょう。
柔軟な考え方をするコツ
自分の性格に息苦しさを感じ悩んでいるなら、次の「物事を柔軟に考えるコツ」を試してみてください。
(1)「まあいいか」と言ってみる
柔軟に考えるには、強い思い込みを捨てるのがポイントです。頭が固い人は「○○しないといけない」といった義務感に縛られているので、そうした思い込みを手放すために「まあいいか」と声に出して言ってみましょう。
行動心理学では行動することで心が変わるといわれているので、「まあいいか」と声に出すことでだんだん気持ちが柔軟になっていきます。
(2)ネガティブな感情を吐き出す
ネガティブな感情を否定していると、ありのままの自分を受け入れられず頭が固いままになってしまいます。
柔軟性を持つには素直になることが大切です。ネガティブな感情を押し殺さず、誰かに話したり紙に書き出したりして外に出しましょう。そうすることで事実を受け入れられ、思考も柔らかくなっていきます。
(3)信頼できる人と本音で話す
自分一人で考えていても堂々巡りになってしまい、固定観念から抜け出せません。
頭が固いのを直したいなら、自分以外の人に素直な気持ちを伝え、相手の考えも聞いて参考にするのがおすすめです。
信頼できる人と本音で話し、相手の話も聞きながら新しい考え方を吸収していきましょう。