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月経カップ、実際どうなの?使用歴3年の私が感じたこと

生理痛、ナプキンの使い勝手や肌荒れなどのトラブルやタンポンの使用上の安全性… 女性にとって月経は様々な悩みの種を生み出します。そんな女性を悩ませる厄介な月経。その月経期間を少しでも楽に快適に過ごすための生理用品が「月経カップ」です。

月経の悩み...みんな何かしら抱えている。

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Photo by Polina Zimmerman on Pexels

月経の代表的な悩みと言えば、「月経痛」や月経前の不調PMS(月経前症候群)など。実はその他にも、ナプキンを変える面倒さ、経血漏れ、臭いなど様々な悩みなどを多くの女性が抱えています。

月経は何のためにあるのだろう

月経の役割は女性だけが経験することのできる大切な過程。筆者自身、現在4歳になる娘を妊娠するまでに妊活をしていた期間、いかに月経が人間にとって大切なことなのかということを実感しました。

出産を経て月経痛が軽くなったり、ヨガを中心とした生活習慣や身体の改善計画を通して、経血量が少なくなったりPMSが軽くなったりと月経との付き合い方は、ここ3年間で大きく変わりました。

それでも相変わらず月経が来ると面倒だなと思ってしまう私がいて、何とも言えない複雑な気持ちを抱いていました。

そんな私を救ったのが「月経カップ」でした。

月経カップで生理が快適に!月経カップとは

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Photo by Polina Zimmerman on Pexels

月経カップは生理用品のひとつ。リユースできる月経カップは、エコ先進国の欧米諸国の女性たちの間では必需品と言ってもいいほど。英語ではMenstrual cupと言います。menstrualは生理の意味。その他にもDiva cupと呼ばれたりします。

月経カップは鈴のような形をしていて、それぞれ自分にあったサイズを選ぶことができます。タンポンのように体内に入れて経血をためることを可能に。ブランドによりますが、最長で12時間まで体内で経血をためることができます。

月経カップのメリット

最長12時間まで使用可能

経血量にもよりますがナプキンやタンポンは、数時間おきに替える必要があります。メーカーにもよりますが月経カップは最長で12時間使用可能のものもあります。(筆者が愛用しているFreedom cupは10時間)

また、体内に経血をためておくためナプキンによる蒸れ、かぶれ、かゆみなどの心配もなく、臭いを気にする必要がありません。

ヨガ中も安心

月経期間中は生理痛や腰痛などを緩和するためにも適度にヨガをすることはおすすめです。ただし、漏れが気になり躊躇する方も少なくありません。月経カップを使用すれば、使用方法をしっかり守れば漏れることもありません。筆者は月経期間中もヨガはもちろんのこと、筋トレをしても漏れトラブルなどに見舞われたことはありません。

安全性

月経カップの素材には、医療用シリコンや天然ゴムが使用されているので体内に入れても安全と言われています。また必ず説明書に沿って使用することで安全性は確保できます。ただし、ゴムアレルギーの方には不向きと言えるでしょう。

義足のモデル足・ローレン・ワッサーは、タンポンの使用によりトキシックショック症候群(TSS)を患い足を切断したというニュースは世界中の女性に衝撃を与えこのニュースが出て以降、タンポンの安全性を疑問視する人が増えたことは言うまでもありません。

一般に約20%の人がその細菌を保持しているといわれる、黄色ブドウ球菌が生産する毒素によって引き起こされ、最悪の場合死に至る危険性もある怖い細菌感染による敗血症であるトキシックショック症候群。

タンポンを扱う大企業はタンポンを、天然素材(綿)でなく、レーヨンやナイロンなどの化学繊維で製造していることが多いそう。 合成繊維はタンポンの吸収性を促進。その一方で黄色ブドウ球菌が繁殖しやすい環境を生み出していると言われています。

エコロジーでエコノミー。しかも使いやすい

エコな月経アイテムとして日本で認知度が高いのが布ナプキン。私も妊娠中から使いはじめました。

エコに配慮した月経アイテムは初期費用が高いので、躊躇してしまうこともあります。けれど、結局長く使えるということは長い目で見てみるとそちらのが断然エコノミー(経済的)でもあるのです。ちなみに、Freedom cupは15年間持つそう!

私が布ナプキンよりも月経カップの方が使いやすいと思っているのは、使い捨て生理用品同様に定期的に替えなくてはいけないから。外出先で使用済みの布ナプキンを持ち歩くことへの抵抗感もありました。

また、月経カップは布ナプキンに比べて洗浄に時間がかからない使い勝手の良さも魅力だと感じています。

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