モチベーションを保つコツ
前述した通り、1人で悩まずに周囲の人に刺激やヒントをもらうことで解決することもありますが、仕事がマンネリ化して、刺激が少なく、モチベーションダウンにつながっている場合はどうしたらいいのでしょうか。
ここでは、モチベーションを保つコツを紹介したいと思います。
(1)自分にご褒美を与える
集中力は長く続かないものです。ましてやモチベーションが上がらない時は、いつも以上に集中力がダウンしがち。
そこで、「ここまでできたらこれをする」と、小さなご褒美を自分に与えながら前に進めていきましょう。
例えば、この仕事を45分したらコーヒータイムにしよう、というように。
また、デスク周りを自分好みの空間にするのもおすすめです。心地良い香りのアロマグッズを使ってみたり、観葉植物を置いてみたりすることで、モチベーションアップにつながるかもしれません。
(2)周囲と状況を共有する
どこまでを何時までに、という具合に、単調作業を周囲と競い合ったり、どこまでできたかの進捗を共有し合ったりすることもおすすめです。
単調な作業はどうしても孤独で、自分との闘いになりがち。自分以外にも仲間がいると確認することで、頑張れる場合もあります。
(3)目標を設定する
モチベーションが上がらない人に目標は何かをお伺いすると、「ない」と答える方が多いです。
何のために仕事をしているのか、頑張るのか。この部分がないと、踏ん張ることができないことってありますよね。
大きな目標でなくていいんです。1年後にはこうなりたい、という未来日記を書いてみましょう。
もちろん、仕事以外の人生プランも書いてみましょう。目標があれば、何のために頑張っているのかや、力を入れるべきところ、そこまで頑張らなくても良いところ、などがはっきりします。
常にモチベーションを高くしておく必要はない
モチベーションのアップダウンがあるのは、当たり前のことですし、常にモチベーションを高める必要はありません。
時には自分を休めることも必要です。
そんな時は、別のことをやっているうちに、いつの間にかモチベーションが上がってくることもあります。
感情とは一生のお付き合い。自分を上手にコントロールする方法を見つけましょう。
(藤井佐和子)
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