(3)何でも一人で抱え込む
他人に期待しない人は、悩んでいても「他人に相談したところでしょうがない」と思い、相談したり頼ったりすることがなく、何でも一人で抱え込んでしまいます。
抱え込みすぎてパンクしてしまったり、仕事で納期に間に合わなかったりと悪循環に陥ることも。時には人に頼ることも大切です。
「他人に期待しない」場合の失敗例
ほどよく期待しないのは良いことですが、度が過ぎると投げやりな印象を与えます。
そこで、他人に期待しないコツを学ぶ前に、他人に期待しない場合の失敗例を確認しておきましょう。
(1)何にも誰にも期待しない
全てに期待しないスタンスだと、あらゆる出来事がつまらなく感じてしまいます。
例えば「旅行は行くまでの準備期間が一番ワクワクする」というように、期待は心を躍らせてくれるものです。信頼できる人やものには、期待をする楽しさも感じましょう。
(2)「期待してないから」と公言する
「期待していないよ」とはっきり言われたら、言われた側は良い気分はしませんよね。突き放されたように感じたり、侮辱されたと思ったりする人もいるでしょう。
期待しないのは自由ですが、それを口に出すのはマナー違反です。相手の気分を害するので、公言はしないようにしましょう。
(3)相手を下に見る
他人に期待しないあまり、相手を過小評価したり下に見てしまったりするのはNG! 他人を軽視する行動は、強い不信感や不快感を与えます。
期待しないのと軽んじるのは、全くの別物なので注意してくださいね。
ちょうど良い「他人に期待しない」コツ
自分のためにも相手のためにもなる「期待しない方法」を実践すれば、良い人間関係を築けます。人間関係に悩みやすい人はぜひ実践してください。
(1)ありのままの相手を肯定する
できる限り相手を肯定して受け入れるのが、他人に期待しない上手な方法です。完璧な人間はいませんから、相手の短所やミスも一つの個性としていったん受け入れるのです。
自分が受け入れられていると感じた人はあなたを信頼しますし、あなたも相手の個性を受け入れやすくなるでしょう。
(2)期待はしなくても信頼はする
「この人、私のこと信頼していないんだな」と思ったら、そんな人とはあまり仲良くしたいとは思いませんよね。
他人に期待しないとしても、信頼はしないと人間関係が構築できません。目の前にいる相手を信頼して、積極的に自分の話をしたり、相談したりすると良いでしょう。