生理中は腹痛と経血の不快感のダブルパンチでつらいですよね。少しでも生理中の不快感を軽減するには、吸収力の高い生理用ナプキンを選ぶことが大事です。そこで今回は、昼用ナプキン10製品と夜用ナプキン5製品をチョイスし、吸収力や肌触りなどを多角的に検証。オススメの最強生理ナプキンを決定しました!
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※情報はthe360.life2020年8月9日配信時のものです。価格が変動している場合や在庫切れしている場合があります。
さまざまなメーカーから発売されている生理用ナプキン。経血の量や使用シーンに合わせて使い分けられるように、各ブランドさまざまなサイズを取り揃えています。生理用ナプキンの主な種類は以下の通りです。
・軽い日用(17cm)・・・生理の終わりかけに。パンティライナー(おりものシート)のような感覚で使えます。
・普通の日用(20~22cm)
・多い昼用(22~25cm)
・特に多い昼用(25~27cm)
・多い夜用(30cm)
・特に多い夜用(35~40cm)
※サイズは大体の目安です。
経血量が多くて昼用ナプキンだと不安・・・という場合は、夜用を使うのも手です。
ちょうどいいサイズのナプキンを使い分けることで、生理中の不快感や不安感は、ある程度軽減されます。生理初日から終わりかけまで同じナプキンを使っていて不便さを感じている人は、ぜひほかのサイズの生理ナプキンも試してみてください。
生理中、とくに経血量が多い日は、ドッと一気に出た瞬間や、長時間生理用ナプキンを交換できないとき、モレてしまわないか不安になりますよね。
それに、吸収力がイマイチなナプキンだと、経血が表面にとどまってムレやかぶれの原因にもなります。
では、快適な生理用ナプキンはどのように選べばよいのか、チェックすべきポイントを見ていきましょう。
生理ナプキン装着中の不快感を最も左右するのは、なんといっても吸収力です。経血の量が少ない日であれば、生理ナプキン自体の肌心地も重視したいところですが、結局は経血が出たときのサラサラ具合が大事。となれば、経血を素早く吸収してくれ、中の吸収体にしっかりとどめてくれる生理ナプキンが理想的です。
運動や通勤時など、動き回るときに身につけるなら、ショーツにナプキンを固定するための羽がついているタイプを選ぶとズレにくくて安心です。
また、横漏れが心配な人は、サイドギャザーに高さがあるものを選ぶとよいでしょう。
たとえば、生理用ナプキンとタンポンを併用する場合や、経血の量がそこまで多くない日は、ごわつかないスリムタイプが断然快適。洋服のラインにも響きにくいので、おしゃれを楽しみたい人にオススメです。
一方で、ふんわりタイプは体に当たる部分が立体的になっていて密着してくれるので、生理用ナプキン単体で使用する場合も安心感があります。
昼用ナプキンを日中2~3時間毎に交換するのであれば5、6枚は持ち歩きたいところ。かさばらないタイプを選べば小さなバッグやポーチに入れられますし、さりげなく洋服のポケットに忍ばせることもできます。
今回テストするのは、大手メーカー「ユニ・チャーム」「花王」「大王製紙(エリエール)」3社の生理用ナプキン、計15製品です。
生理ナプキンの「吸収力」を検証するにあたり、今回使用したのは、グリセリンを含有する人工経血。
経血特有の粘度を再現し、吸い込み具合がわかりやすいよう青色に着色しました。
同じ箇所に少しずつ人工経血を滴下。3分経過した時点で表面に液が残った時点でストップし、そのときの吸収量を最大吸収量として計測しました。
人工経血10mlを吸収するまでの時間を計測しました。素早く吸収してくれる生理用ナプキンは、表面に液残りしにくく快適です。
人工経血10ml滴下後の生理ナプキンの表面を触り、ベタつきや肌触りを確認しました。
一度は生理用ナプキンの中に吸収された経血も、体重がかかることで押し戻されて表面ににじんでくる……そんな「液戻り」を再現してみました。
人工経血を10ml滴下し、ある程度吸い込むまで3分待ちます。
ろ紙15枚を重ね、2kgの重りを載せて3分間放置。
ろ紙何枚に色移りするか、にじみの濃さや大きさを確認するとともに、重量から液戻りの量を算出しました。
約30度傾斜させた板に生理ナプキンをセットし、人工経血を5ml滴下。液がモレないか検証しました。
昼用10製品、夜用5製品の「横モレのしにくさ」を確認。
夜用5製品に関しては、お尻側を下に向け、生理ナプキンを縦にセット。人工経血の垂れの長さを計測し、「伝いモレのしにくさ」も検証しました。