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目上の人に「助かります」を使うのがNGな理由

ライフスタイル

ビジネスにおいて、目上の人や取引先に対して「助かります」という言葉を使って良いかどうか悩んだことはありませんか? 今回は、ビジネスコミュニケーション指導に従事する大部美知子さんに、「助かります」の使い方や言い換え表現などについて解説してもらいました。

1.取引先に対して、お礼を伝える時(感謝)

「○○様(顧客)、この度はご協力いただき、大変助かりました」

2.上司に対して、確認のお願いをする時(依頼)

「課長、本日中にこちらの資料の確認をしていただけると助かります」

なぜ目上の人に使うべきではないのか

元々「助かる」という言葉には、「危険や死から逃れる」の他に、「負担や苦痛がない、または少なくてありがたい」という意味があります。

ビジネスシーンではもちろん後者の意味ですが、「自分の負担が少なくて済む」というニュアンスがあるために、目上の人には使わない方が良いといわれています。

これ以外の理由として、本来、労いの言葉は上から下へかけるものだという視点から、「助かります/助かりました」は目上の人に対してはふさわしくないという意見もあります。

ご参考までに、同じ労いの言葉である「ご苦労さま」も、同様の理由から、目上から目下はOKだけれど逆はNGとされています。

「ご苦労さま」は「お疲れさま」に言い換えましょう。

「助かります」を言い換える敬語表現

「助かります」を使う場面は、「感謝やお礼を伝えたい場合」と「依頼したい場合」がありますね。

ここでは、「助かります」を言い換える敬語表現を、2つのパターン別に紹介していきます。

「感謝やお礼を伝えたい場合」の言い換え表現

「感謝やお礼を伝えたい場合」の言い換えとして、いろいろな場面で活用できるのが「ありがとうございます」です。

相手の年齢や立場に関係なく使用でき、書き言葉・話し言葉の制限もありません。

また、改まった場合の話し言葉やメール、文書などの書き言葉として「お礼を申し上げます」「感謝申し上げます」などの表現もあります。

さらに、「ありがとうございます」や「お礼を申し上げます」の前に、「大変」「厚く」「誠に」「心より」などを付けることによって、感謝の気持ちを強調することができます。

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