ポリ袋で調理「パッククッキング」
限られたライフラインで効率的に調理
パッククッキングとは、ポリ袋に食材を入れて、湯煎で火を通して調理するという方法です。一つの鍋で複数の料理が作れ、ポリ袋のまま食器におけば食器を汚すことがなく、節水にもつながるという点から、災害時の調理法として注目されています。
パッククッキングについても、日頃から作ってみないとわからないことが多くありますので、防災食の日にパッククッキングも訓練しておきましょう。パッククッキングのレシピはインターネットで検索するとたくさん出てきますので、参考にすると良いですよ。
まとめ
いつ起きるかわからないからこそ備えよう
2011年に起きた東日本大震災では、マグニチュード9.0と国内観測史上最大の地震が発生し、大きな被害が出ました。また、記憶に新しいのが2019年10月に発生した台風19号で、関東地方や甲信地方、東北地方では大きな被害が出ました。このように、災害はいつ発生するかわかりません。だからこそ、日頃の防災意識が大切ですね。
また、災害時の備蓄には、食事と一緒に備えておいて欲しいのがトイレです。過去の震災ではトイレが十分にないために、水分補給や食事を我慢してしまったというケースもあります。食べた分だけ、体から出ていきますので、トイレの備えも忘れずに!
1年に一度の防災の日に限らず、日頃から防災意識を持て、災害について考える機会を定期的に作ってみてはいかがでしょうか。
【参考文献】
・総務省統計局/なるほど統計学園/9月1日 防災の日
(https://www.stat.go.jp/naruhodo/c3d0901.html)
・農林水産省/近畿農政局/災害時に備えて食品の 家庭備蓄を始めよう
(https://www.maff.go.jp/kinki/syouhi/mn/iken/attach/pdf/01nendo-1.pdf)
・独立行政法人農畜産業振興機構/震災時、ココロをほっとさせた「甘いもの」
(https://www.alic.go.jp/joho-s/joho07_000668.html)
※閲覧日:2020年6月12日(全て)